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J-GLOBAL ID：201702258091368201   整理番号：17A1542147

風向を考慮した3次元数値解析によるコンクリート橋の付着塩分量推定

著者 (5件)： 山下将一 (新潟大 工) ,  富山潤 (琉球大 工) ,  阿部和久 (新潟大 工) ,  佐伯竜彦 (新潟大 工) ,  紅露一寛 (新潟大 工)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 17  ページ： 609-614  発行年： 2017年10月12日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート橋に付着する塩分量を推定するための数値解析手法の構築と,その解析結果を報告する。海からの飛来塩分を対象として,風の流体解析およびランダムウォーク法による塩分粒子の輸送解析,最小二乗法による逆解析を組み合わせた3次元数値解析を実施し,塩分粒子の橋への付着数と,これを換算して得られる付着塩分量を推定した。なお上記の手法を既設橋に適用し,薄板モルタル供試体による実測データを併用して付着塩分量を推定し,本手法の適用性を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート橋 ,  維持管理 ,  予防保全 ,  塩害 ,  *塩分 ,  海風 ,  流動解析 ,  空気輸送 ,  *数値解析 ,  三次元 ,  解析モデル ,  測定データ ,  風向 ,  *三次元数値解析 ,  *飛来塩分 ,  保全 ,  解析

分類 (2件)： コンクリート橋,その他の材料を用いた橋  (RC06030U) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (5件)：

• 佐伯竜彦,能勢陽祐,菊地道生:薄板モルタル供試体を用いたミクロ塩害環境評価手法に関する基礎的検討,コンクリート工学年次論文集,Vol.33,No.1,pp.803-808,2011
• 富山潤:コンクリート橋上部工に付着する飛来塩分に関する数値解析的検討,コンクリート工学年次論文集,Vol.36,No.1,pp.874-879,2014
• 富山潤,羽渕貴士,宮里心一,中林靖:コンクリート橋梁上部工に付着する塩分量分布に関する数値実験,コンクリート工学年次論文集,Vol.37,No.1,pp.769-774,2015
• http://adventure.sys.t.u-tokyo.ac.jp/jp/download/Fiuid.html
• 宇多高明,小俣篤,小西正純:海岸からの飛来塩分量の計算モデル,第39回海岸工学講演会論文集,pp.1051-1055,1992

タイトルに関連する用語 (6件)： 風向 ,  3次元 ,  数値解析 ,  コンクリート橋 ,  塩分量 ,  推定