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J-GLOBAL ID:201802241158094547   整理番号:18A1005247

標的プロテオミクスは抗好中球細胞質抗体関連血管炎における疾患活性と器官関与の有望なバイオマーカーを明らかにする【JST・京大機械翻訳】

Targeted proteomics reveals promising biomarkers of disease activity and organ involvement in antineutrophil cytoplasmic antibody-associated vasculitis
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著者 (15件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 218  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7412A  ISSN: 1478-6362  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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【背景】選択反応モニタリング(SRM)質量分析を用いた標的蛋白質の定量分析を含む標的化プロテオミクスは,臨床バイオマーカーの発見のための新しい方法論として出現した。本研究では,標的血清プロテオミクスを用いて,抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎(AAV)における疾患活性および器官関与の予測のための循環バイオマーカーを同定した。【方法】135のバイオマーカー候補を標的とする大規模SRM分析を,ナノフロー液体クロマトグラフィーと結合した三重四重極質量分析計を用いて確立した。活性および寛解(治療後6か月)の患者からの血清試料中の標的蛋白質を確立したアッセイを用いて定量した。同定されたマーカー候補は,大規模コホート研究(RemIT-JAV-RPGN研究)で収集された血清試料(n=169)を用いた酵素結合免疫吸着アッセイによりさらに検証された。【結果】著者らのプロテオーム解析は,寛解または健常対照被験者におけるそれらから高活性AAVを有する患者を識別するためのバイオマーカーとして以下の蛋白質を同定した:テネイシンC(TNC),C反応性蛋白質(CRP),メタロプロテイナーゼ1の組織阻害剤(TIMP1),ロイシンに富むα-2-糖蛋白質1,マトリックスメタロプロテイナーゼ9,およびトランスケトラーゼ(TKT)。これらのうち,TIMP1は疾患活性の最も優れたマーカーであり,軽度に活性なAAVと寛解の間の区別を可能にした。さらに,CRPと対照的に,活性AAV患者におけるTIMP1の血清レベルは,感染症患者におけるそれらより有意に高かった。TKTとCD93の血清レベルは,腎臓の関与がある患者ではない患者より高く,それらは腎臓の結果を予測した。循環TNCのレベルは,肺浸潤患者において有意に上昇した。AAV重症度は炎症よりもむしろ器官関与(TKT,CD93およびTNC)を反映するマーカーと関連していた。8つのマーカーおよびミエロペルオキシダーゼ(MPO)-ANCAは,MPO-ANCA,腎臓関与(TKTおよびCD93)および炎症(他の6つのマーカー)の3つの群にクラスタ化された。結論:大規模コホート日本人研究から得られた血清試料を用いた標的化プロテオミクスアプローチにより,AAVにおける疾患活性,疾患重症度および器官関与の有望なバイオマーカーを同定した。特に,本分析は,AAV活性のマーカーとしてTIMP1の有効性を示した。さらに,AAVにおける腎臓の関与と腎臓の結果の評価のための新しいマーカーとしてTKTとCD93を同定した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  有機化合物の各種分析  ,  生化学的分析法  ,  血液検査 
引用文献 (59件):
  • Arthritis Rheum; 2012 Revised International Chapel Hill Consensus Conference Nomenclature of Vasculitides; JC Jennette, RJ Falk, PA Bacon, N Basu, MC Cid, F Ferrario; 65; 1; 2013; 1-11; 10.1002/art.37715; CR1;
  • Kidney Dis (Basel); Overview of the pathogenesis of ANCA-associated vasculitis; H Xiao, P Hu, RJ Falk, JC Jennette; 1; 4; 2016; 205-15; 10.1159/000442323; CR2;
  • Curr Opin Rheumatol; Controversies in small vessel vasculitis - comparing the rheumatology and nephrology views; RJ Falk, GS Hoffman; 19; 1; 2007; 1-9; CR3;
  • Arthritis Rheum; Prediction of relapses in Wegener’s granulomatosis by measurement of antineutrophil cytoplasmic antibody levels: a prospective study; MM Boomsma, CA Stegeman, MJ Leij, W Oost, J Hermans, CG Kallenberg; 43; 9; 2000; 2025-33; 10.1002/1529-0131(200009)43:9<2025::AID-ANR13>3.0.CO;2-O; CR4;
  • Rheumatology (Oxford); Are antineutrophil cytoplasmic antibodies a marker predictive of relapse in Wegener’s granulomatosis? A prospective study; T Girard, A Mahr, LH Noël, JF Cordier, P Lesavre, MH André; 40; 2; 2001; 147-51; 10.1093/rheumatology/40.2.147; CR5;
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