抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「プラ電車ワイヤレス給電走行レースコンテスト」で試作した電界共鳴型ワイヤレス給電システムについて報告する。このコンテストに勝利するためには,いかに大きな電力を模型電車に給電できるかが鍵となる。本稿では,まずレースの規定内で,“磁界共鳴型”と“電界共鳴型”ワイヤレス給電方式における試算モデルの構築および両方式にて模型電車のモータに投入できる電力を試算した。そして,それぞれの試算結果から両方式において投入できる電力にはほぼ差がないことが分かった。しかし,製作上の利点から電界共鳴型を選択した。製作上の工夫点として,受電電極の軽量化を行った。そして,実機にてDCモータへの投入電力を測定したところ,おおよそ設計値通りになった。よって,給電方式の選択および受電電極の軽量化の工夫からコンテストで勝利を収めることが出来た。(著者抄録)