文献
J-GLOBAL ID:201902247064134263   整理番号:19A2713198

塩化物水溶液中に浸漬されたPbフリーCu合金の腐食挙動

Corrosion Behavior of Pb-Free Copper Alloys Immersed in Chloride Aqueous Solution
著者 (5件):
資料名:
巻: 83  号: 11  ページ: 416-423(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0023A  ISSN: 0021-4876  CODEN: NIKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,塩化物水溶液中の腐食に及ぼすPbフリー合金(JIS CAC411及びCAC901)における晶出物粒子の影響を明らかにすることを目的とした。銅合金試料としてCAC411,CAC901,CAC403及びCAC406を用いた。Cu2S,Bi及びPbを,それぞれCAC411,CAC901及びCAC406の模擬晶出物として用い,Cuを模擬マトリックスとして用いた。以下に述べるすべての腐食試験は,30°Cの3.0mass%NaCl溶液中で行った。浸漬腐食試験の初期段階におけるCAC411及びCAC901試料の腐食速度はCAC403とほとんど同じであったが,CAC406試料のそれよりも低かった。ガルバニック腐食試験では,模擬晶出物試料(Cu2SまたはBi)と模擬マトリックス試料の間を流れるガルバニック腐食電流密度は,溶存酸素の還元電流密度より遥かに低かった。Pbの場合,ガルバニック電流は模擬マトリックス試料からPb試料へ流れ,Pb試料における電流密度は溶存酸素の還元電流密度よりも著しく大きかった。マトリックスとCu2SまたはBiの間のガルバニック腐食に対する感受性はPbのそれより遥かに小さく,それらの晶出物はCAC411及びCAC901の腐食挙動に有意な影響を及ぼさないと結論付けた。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腐食基礎理論,腐食試験  ,  変態組織,加工組織 
引用文献 (20件):
もっと見る

前のページに戻る