抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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木造耐力壁の性能評価にあたって,一般に設計指針で定められた面内せん断実験に基づいて短期基準せん断耐力が評価されるが,耐力壁の荷重-変形角関係は少なからず載荷履歴に依存することが知られている。筆者らは,繰り返しのない単調載荷での包絡線を上限として,繰り返しが多い載荷になるほど包絡線が下方に遷移するとともに,この傾向が筋かい耐力壁よりも合板耐力壁の方が顕著であること等を既報にて示した。本研究では,既報で対象とした9mm厚合板,N50釘の合板耐力壁とは異なり,12mm厚合板,CN50釘の合板耐力壁に対して4種の載荷履歴により静的水平加力実験を実施し,載荷履歴が荷重-変形角関係におよぼす影響を把握した。その結果,載荷履歴におけるサイクル数が増加するほど壁倍率換算値が低下し,これが釘接合部の破壊性状が釘の引き抜けから破断に変化したことに起因する可能性を示した。(著者抄録)