抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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演算精度と実行性能あるいは消費電力等とのトレードオフを最適化するApproximate Computing技術が浸透し始めている.Approximate Computing技術を活用することで,アプリケーションを実行する際に,必要十分な精度の演算結果を得つつも,実行性能の最大化や消費電力の削減を可能とすることができる.今後さらにその効果を拡大させるためには,GPGPUやFPGAなどのアクセラレータを搭載したシステムや,構成が異なるノードを複数台接続することで構成されるシステムなど,様々な状況に即してApproximate Computingを適用する必要がある.特に,アプリケーション実行時に,アプリケーションの構造やシステムの状況に応じて,動的に演算精度を調整することが重要となると考えられる.このような背景から,本稿では,アプリケーション実行時に動的に演算精度を変更・調整することを想定し,これをアプリケーションのレベルで適用した際の実行性能と演算結果への影響・トレードオフを評価する.(著者抄録)