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J-GLOBAL ID：202102254105110312   整理番号：21A1216707

技術教育における技能評価のための作動音からギヤボックスの完成度を分類する基礎研究

The Basic Research to Classify the Completion of Gearbox from Operating Sound for Skill Evaluation in Technology Education

著者 (3件)： 玉井輝之 (愛媛大学教育学部) ,  大西義浩 (愛媛大学教育学部) ,  川田和男 (広島大学大学院人間社会科学研究科)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 141  号： 3  ページ： 345-350(J-STAGE)  発行年： 2021年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 機械の安全な操作は,条件の診断を行うことが重要である。異常条件が作業機械の異常音によってしばしば示唆されるので,操作音に基づく多くの診断法が提案されている。本論文は,ギヤボックスの作動音からその方法を分類することを説明した。また,この分類法を技術教育のスキル評価に利用した。最初に,音響データからの自己回帰モデルに基づくモデリング誤差を,ギヤボックスの分類に使用した。次に,本論文は,ギヤボックスの組立のための達成度の計量として,この分類方法を採用した。最後に,このアプローチの評価を学部学生による実験で検証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *技術教育 ,  *検定 ,  *試験 ,  *専門化 ,  騒音 ,  歯車箱 ,  *教育 ,  *改変
準シソーラス用語： ギヤボックス ,  *技能試験 ,  *工業技術教育 ,  作動音

著者キーワード (8件)： モデリング ,  音響データ ,  技術教育 ,  技能評価 ,  modeling ,  sound data ,  technology education ,  skill evaluation

分類 (2件)： パターン認識  (JE07000S) ,  科学技術の標準化・規格  (AA05000J)

引用文献 (21件)：

• (1) 文部科学省:「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策(最終まとめ)」(2019) http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/06/24/1418387_02.pdf (2020年6月20日参照)
• (2) 文部科学省:「中学校学習指導要領(平成29年告示)」, 東山書房 (2017)
• (3) 植松 尚・小泉悠馬・齊藤翔一郎・中川 朗・原田 登:「動作音から機器の異常を検知する異常音検知技術」, NTT技術ジャーナル, Vol. 29, No. 6, pp. 24-27 (2017)
• (4) H. Ohta and K. Seto : “Acoustic Diagnosis on Rolling Bearings Based on Presumption of a Division Term by Locally Stationary AR Model”, Transactions of the Japan society of mechanical engineers. C, Vol. 70, No. 691, pp. 664-670 (2004) (in Japanese)
• 太田博光・瀬戸邦聰:「正確な区分時点推定に基づく局所定常ARモデルによる転がり軸受の音響診断」, 日本機械学会論文集(C編), Vol. 70, No. 691, pp. 664-670 (2004)

タイトルに関連する用語 (8件)： 教育 ,  技能 ,  評価 ,  作動音 ,  ギヤボックス ,  分類 ,  基礎 ,  研究