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J-GLOBAL ID：202102266573174580   整理番号：21A3130806

日本のりんご産業を取り巻く現状(課題)と,求められる対策

著者 (2件)： 三浦富智 (弘前大 被ばく医療総合研) ,  庄司俊彦 (農業・食品産業技術総合研究機構)
資料名： 果汁協会報
号： 758  ページ： 1-10  発行年： 2021年10月25日 
JST資料番号： X0910A  ISSN： 0913-9753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・国内落葉果樹で最も生産量の多いりんごの生産量は平成2年の105.3万トンから令和元年に70.2万トンと約30%減少,果汁などで輸入されるりんごと合わせ,国内消費量は約125万トンと推定。
・環太平洋連携協定(TPP)によるりんごへの影響は限定的と見られるが,関税削減や撤廃,海外からの安価な果物や果汁などの加工品が大量に輸入されるようになると打撃は甚大になると推測。
・アンケートにより青森県及び長野県のリンゴ生産者のニーズ調査を行い,両県におけるリンゴ生産の現状をまとめ。
・さらに,リンゴ生産の課題と対策として,農家及び作付面積の減少・高齢化・省力化,気候変動・温暖化対策と育種・栽培,病虫害対策,加工・消費,機能性表示食品,輸出の各項目について記述。

シソーラス用語： *リンゴ ,  生産量 ,  生産者 ,  果物 ,  輸入 ,  輸出 ,  青森県 ,  長野県 ,  アンケート ,  問題 ,  問題解決 ,  気候変動 ,  育種 ,  機能性食品 ,  実態調査 ,  栽培 ,  農業 ,  果樹栽培 ,  環太平洋戦略的経済連携協定 ,  産業
準シソーラス用語： ニーズ調査 ,  リンゴ果汁 ,  環太平洋連携協定 ,  現状分析 ,  高齢化 ,  病虫害

分類 (2件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  果樹  (FC03042G)

引用文献 (4件)：

• 竹田竜嗣ら、「リンゴポリフェノール含有飲料」の摂取によるヒト体脂肪低減効果,薬理と治療,45(4),635-651(2017)
• 農研機構 HP,農林水産物の研究レビュー,https://www.naro.affrc.go.jp/org/nfri/yakudachi/sys-review/index.html
• 廣田寛央,機能性表示を活用したリンゴのブランド戦略,果実日本,74(3),41-44(2019)
• 竹内正彦,機能性表示を活用したリンゴ加工品の開発,果実日本,74(3),45-48(2019)

タイトルに関連する用語 (5件)： 日本 ,  りんご ,  産業 ,  現状 ,  対策