抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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DNS(Domain Name System)における応答の正当性と完全性を検証することによってDNSキャッシュポイズニングを防ぐDNSSEC(Domain Name System Security Extensions)には多くの課題が存在することが分かっている.過去の研究で,キャッシュDNSサーバで行われていたDNSSEC検証をクライアント端末上で行う手法の提案が行われ,その手法ではDNSSECのいくつかの課題を解決できた.しかし,この手法では自身の端末で検証した結果だけを利用するため,DNS問合せにおけるキャッシュヒット率の低下が起こり,DNSSEC検証の実行回数の増加による名前解決の低速化につながっている.本研究では,名前解決の低速化を改善するためにこのシステムが行った検証だけでなく,キャッシュDNSサーバでの検証結果を併用できるようにすることでキャッシュのヒット率を上げ,名前解決の高速化を実現する手法を提案する.キャッシュDNSサーバからの応答がタイムアウト或いはSERVFAILになった場合は自身の端末で検証し,検証に失敗する場合はポップアップをできるようにする.既存のDNSと端末上DNSSEC検証システムを組み合わせることで,DNSSECの課題を解決しながらも高速な名前解決を実現する.(著者抄録)