特許
J-GLOBAL ID:202103009370923173
肺癌治療のための抗癌剤の効果の検査法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
平木 祐輔
, 藤田 節
, 田中 夏夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-094888
公開番号(公開出願番号):特開2017-201920
特許番号:特許第6789512号
出願日: 2016年05月10日
公開日(公表日): 2017年11月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 EGFRチロシンキナーゼ阻害剤に対するEGFR遺伝子に変異を持つ肺癌の感受性を判定し、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤がEGFR遺伝子に変異を持つ肺癌に対して治療効果を有するかを判定するための補助的データを取得する方法であって、ヒト被験体由来の生物学的試料における、
(1)Gli1発現率を検出する工程、
(2)PRMT5発現率を検出する工程、および
(3)MEP50発現率を検出する工程
によりGli1発現率、PRMT5発現率およびMEP50発現率を免疫組織化学染色または免疫細胞化学染色を行いHスコア法で判定し、Gli1発現率、PRMT5発現率およびMEP50発現率に基づいて、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤に対するEGFR遺伝子に変異を持つ肺癌の感受性を判定し、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤がEGFR遺伝子に変異を持つ肺癌に対して治療効果を有するかを判定するための補助的データを取得する方法であって、
ヒト被験体由来の生物学的試料の(1)Gli1発現率が、Hスコア法により判定した場合のHスコアとして3以上であること、
(2)PRMT5発現率が、Hスコア法により判定した場合のHスコアとして3以上であること、および
(3)MEP50発現率が、Hスコア法により判定した場合のHスコアとして3以上であること、
に基づいて、前記ヒト被験体のEGFR遺伝子に変異を持つ肺癌は、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤による治療に効果がないと判定する、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤がEGFR遺伝子に変異を持つ肺癌に対して治療効果を有するかを判定するための補助的データを取得する方法。
IPC (3件):
C12M 1/34 ( 200 6.01)
, G01N 33/53 ( 200 6.01)
, G01N 33/574 ( 200 6.01)
FI (4件):
C12M 1/34 F
, G01N 33/53 D
, G01N 33/53 Y
, G01N 33/574 A
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (5件)
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Clinical Cancer Research, 2015, Vol.21, p.4686-4697
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Cellular and Molecular Life Sciences, 20150207, Vol.72, p.2041-2059
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Human Pathology, 2014, Vol.45, p.1397-1405
-
Clinical Cancer Research, 2013, Vol.19, p.279-290
-
Molecular Medicine Reports, 2015, Vol.11, p.3259-3268
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