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J-GLOBAL ID：202202215975667858   整理番号：22A1414926

渦電流探傷法を用いた熱影響下における溶射皮膜厚非破壊測定法の開発

Development of nondestructive thickness measurement method for thermal spray coating under thermal effect using eddy current testing

著者 (5件)： 山川智揮 (岡山大) ,  岡崎康佑 (岡山大) ,  WANG Jin (岡山大) ,  紀和利彦 (岡山大) ,  堺健司 (岡山大)
資料名： 表面探傷シンポジウム講演論文集
巻： 25th  ページ： 41-44  発行年： 2022年03月11日 
JST資料番号： L7208A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 工場などで用いられているボイラには,様々な外的要因から鋼管を守るため,鋼管表面に溶射皮膜が溶射されている.しかし,経年劣化により溶射皮膜が薄くなると,鋼管の損傷や腐食に繋がる危険性がある.そのため,皮膜厚さを検査し対応する必要があるが,鋼管は高温下で使用され,熱の影響により部分的に鋼材組織が変化し,市販されている膜厚計では評価できなかった.そこで本研究では,渦電流探傷法を用いて,熱による物性変化と皮膜厚さを分離して測定することを検討した.その結果,900°C以下の熱が加わった状態であっても,鋼管に施された皮膜厚さを測定可能なことが分かった.(著者抄録)

シソーラス用語： 鋼管 ,  *溶射 ,  溶射層 ,  ボイラ管 ,  劣化 ,  *非破壊測定 ,  渦電流検査 ,  厚み測定 ,  測定精度 ,  非接触測定 ,  磁気センサ ,  構造用鋼 ,  鋼材 ,  合金鋼 ,  温度依存性 ,  SS400 ,  高クロム鋼 ,  熱処理温度
準シソーラス用語： 溶射皮膜 ,  経年劣化 ,  渦電流探傷法 ,  非接触計測 ,  AMRセンサ

分類 (2件)： 溶射  (WC08030N) ,  非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (2件)：

• 島博文,上杉信夫, 「ボイラ部材の非破壊検査(技術)の現状と課題」, 圧力技術, Vol.33, No.3, pp.137-144 (1996)
• Keiji Tsukada, Yuta Haga, Koji Morita, Nannan Song, Kenji Sakai, Toshihiko Kiwa, Weiying Cheng, ”Detection of Inner Corrosion of Steel Construction Using Magnetic Resistance Sensor and Magnetic Spectroscopy Analysis”, IEEE Trans. Magn., 52, 6201504, (2016)

タイトルに関連する用語 (6件)： 渦電流探傷法 ,  熱影響 ,  溶射皮膜 ,  厚 ,  非破壊測定 ,  開発