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J-GLOBAL ID：202302222255257591   整理番号：23A2021705

骨格筋のタンパク質分解と食肉生産に関する研究

Involvement of muscle protein degradation in meat production

著者 (1件)： 島元紗希 (新潟大 大学院自然科学研究科)
資料名： 食肉の科学  (Japanese Journal of Meat Science and Technology)
巻： 64  号： 1  ページ： 9-14  発行年： 2023年06月30日 
JST資料番号： Y0500A  ISSN： 0916-7366  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・食肉としてタンパク質源となる動物の骨格筋は筋線維を最小単位として構成,細胞質の大半は筋原線維により構成,筋原線維はサルコメアの収縮単位の反復で構成,アクチンとミオシンのフィラメントが並行して配列。
・骨格筋のタンパク質は絶えず合成と分解が繰り返される動的状態にあり,骨格筋量はタンパク質合成とタンパク質分解のバランスにより制御,骨格筋におけるタンパク質分解量は正常な骨格筋の成長と委縮に関連。
・タンパク質の分解機構は複数存在し,オートファジー/リソソーム系,カルパイン系及びユビキチン/プロテアソーム系など。
・その他,肉用家畜の骨格筋におけるタンパク質代謝研究の意義,骨格筋タンパク質分解とアドレナリン受容体との関わり,と畜前の骨格筋タンパク質分解と肉質との関わり,について記述。

シソーラス用語： *筋肉タンパク質 ,  *骨格筋 ,  *タンパク質分解 ,  成長 ,  食品特性 ,  品質 ,  タンパク質合成 ,  オートファジー ,  リソソーム ,  カルパイン ,  ユビキチン ,  プロテアソーム ,  食肉 ,  タンパク質代謝 ,  アドレナリン受容体 ,  初期成長 ,  肉質 ,  肉生産
準シソーラス用語： 食肉生産

分類 (4件)： 生肉の品質と処理  (FJ12032O) ,  食品蛋白質  (FJ09020N) ,  食品工業一般  (FJ02010F) ,  食品の品質  (FJ01040F)

引用文献 (65件)：

• 西澤直行. 日本栄養・食糧学会誌., 36: 409-423 (1983)
• Russell, A. P. Clin. Exp. Pharmacol. Physiol., 7: 378-384 (2010)
• Mauro, A. J. Biophys. Biochem. Cytol., 9: 493-495 (1961)
• Appell, H. J., Forsberg, S., and Hollmann, W. Int. J. Sports. Med., 9: 297-299 (1988)
• Rennie, M. J., Wackerhage, H., Spangenburg, E. E., and Booth, F. W. Annu. Rev. Physiol., 66: 799-828 (2004)

タイトルに関連する用語 (4件)： 骨格筋 ,  タンパク質分解 ,  食肉 ,  研究