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J-GLOBAL ID:202302272126433143   整理番号:23A1041964

有機酸錯体法によるY2Cu2O5粉体の調製

Synthesis and characterization of Y2Cu2O5 powder prepared by organic acid complex method
著者 (4件):
資料名:
巻: 38  ページ: 1-5 (WEB ONLY)  発行年: 2023年02月24日 
JST資料番号: U1497A  ISSN: 2432-8529  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,クエン酸を用いた有機酸錯体法によりY2Cu2O5粉体を調製し,固相反応法の結果と比較した。固相反応法では,空気中1100°Cで焼成するとY2Cu2O5の単一相が形成されたが,有機酸錯体法では800°Cで単一相が出現した。800°Cで焼成したY2Cu2O5の結晶サイズは,Scherrerの式を用いて約100nmと推定された。SEM観察では,約10μmの角ばった粒子が確認され,これは微細な粒子が密に焼結したものであった。UV-vis測定では,Y2Cu2O5結晶中のCu2+イオンのd-d遷移による600,710,860nmを中心とした吸収ピークが確認され,それぞれ,2Bg2Ag,2B1g2Eg,及び2B1g2B2gによることが判明した。これらの吸収スペクトルは,有機酸錯体法で得られたY2Cu2O5の粉末が,固相反応法で得られた粉末よりも明瞭であった。CIEのL*a*b*色系を用いて色座標値を推定すると,有機酸錯体法で得られたY2Cu2O5粉体は,市販のクロムグリーン(Cr2O3)より高い緑度を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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粉体工学  ,  分子化合物 
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