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J-GLOBAL ID：202302277790520145   整理番号：23A1626557

海洋モデルの高解像度化による北太平洋の海面水温変化とその潜在的な大気への影響

著者 (6件)： 牛島悠介 (気象業務支援セ) ,  牛島悠介 (気象研) ,  坂本圭 (気象研) ,  中野英之 (気象研) ,  水田亮 (気象研) ,  辻野博之 (気象研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集(Web)
巻： 2022  号： 秋季  ページ： ROMBUNNO.22F-06-03 (WEB ONLY)  発行年： 2022年08月 
JST資料番号： F0701D  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 低解像度である渦なしモデルと高解像度である渦解像モデルを用いて,海洋モデルの高解像度化に起因する北太平洋の海面水温変化を調べた。その結果,渦なしモデルでは北太平洋の亜熱帯域では1°C程度の海面水温のバイアスが見られた一方で,渦解像モデルではそのバイアスが低減していた。さらに,高解像度化による水温変化が大気に与える影響を調べたところ,海面気圧などが有意に変化していた。これは,大気海洋結合モデルにおいて,従来の渦なしモデルではなく,渦解像の海洋モデルを用いた場合に,有意に大気応答が変わることを示唆している。(著者抄録)

シソーラス用語： *海洋モデル ,  渦 ,  渦流 ,  高分解能 ,  北太平洋 ,  *海面水温 ,  バイアス ,  結合モデル ,  *大気海洋間相互作用 ,  大気大循環モデル ,  海洋大気 ,  *渦解像モデル ,  大気海洋結合モデル

分類 (1件)： プラネタリー境界層  (DC05100B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 海洋モデル ,  高解像度化 ,  北太平洋 ,  海面水温 ,  大気