特許

J-GLOBAL ID：201303047077813882

MALTリンパ腫の検査方法及びキット

発明者： 岡 剛史 ,  近藤 孝美 ,  吉野 正 ,  大内田 守
出願人/特許権者： 国立大学法人 岡山大学
代理人 (4件)： 特許業務法人SSINPAT ,  牧村 浩次 ,  八本 佳子 ,  竹澤 誠
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2008-521274
特許番号：特許第5009289号
出願日： 2007年06月15日
請求項（抜粋）：

【請求項1】非腫瘍群とMALTリンパ腫群との区別、ならびにMALTリンパ腫群間の判別を可能とする検査方法であって、検体中のKIP2遺伝子、p15遺伝子、p16遺伝子、p73遺伝子、hMLH遺伝子、DAPK遺伝子、MGMT遺伝子、MINT1遺伝子、MINT2遺伝子、MINT31遺伝子およびHCAD遺伝子よりなる遺伝子群の遺伝子のプロモーター領域におけるCpG島のメチル化頻度を測定することによりメチル化プロファイルを作成し、得られた遺伝子メチル化パターンから、指標としてCIMPおよびMSP陽性平均遺伝子数を求め、CIMPの値が4以上であるか、あるいはMSP陽性平均遺伝子数が1.4を超える場合に悪性リンパ腫群として非腫瘍群から区別すること、さらにこれらの指標の変化ならびにKIP2遺伝子についてのメチル化状況の変化を基に悪性リンパ腫群間の病型を判別することを含み、MALTリンパ腫の検出および/または診断のためのデータ、MALTリンパ腫の進展を評価するためのデータ、あるいはMALTリンパ腫の発症を予見するためのデータを提供することを特徴とするMALTリンパ腫の検査方法。

IPC (4件)：

C12N 15/09 ( 200 6.01) ,  C12Q 1/68 ( 200 6.01) ,  C12Q 1/44 ( 200 6.01) ,  C12Q 1/04 ( 200 6.01)

FI (4件)：

C12N 15/00 A ,  C12Q 1/68 Z ,  C12Q 1/44 ,  C12Q 1/04

引用文献：

出願人引用 (4件)

• 胃原発悪性リンパ腫における Helicobacter pylori 感染と methylator phenotype
• Nature reviews. Cancer. 2004 Dec, Vol.4, No.12, p.988-993
• 胃MALTリンパ腫およびMott cell tumorにおけるCpG islandsの異常メチル化
• Modern pathology. 2006 Jan, Vol.19, No.1, p.141-148