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J-GLOBAL ID：202202267729668892   整理番号：22A0369392

メロン果実の生理:主要な内生植物ホルモンの部位別・ステージ別の成長中の変動

著者 (1件)： 児島清秀 (新潟大 農)
資料名： 農業および園芸  (Agriculture and Horticulture)
巻： 97  号： 2  ページ： 121-128  発行年： 2022年02月01日 
JST資料番号： G0801A  ISSN： 0369-5247  CODEN： NOOEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本総説では,メロン果実の幼果から収穫適期の果実までの各成長段階における主要な内生植物ホルモン8種類の変化を同時にLC-MSで定量し,それらのプロファイルを解明。
・開花後に各成長段階でメロン果実を採取し,果皮,果肉,胎座部(種子を含む),果柄の部位別に分離。
・メロン果皮の割れ目の傷害により,果皮でジャスモン酸,ジャスモン酸メチルの濃度が上昇して,ネットを形成。
・胎座部で,果実生長の進行とともに上昇し続けたアブシジン酸は発芽を抑制し,果柄部で急上昇したジベレリンA4は葉または根に由来。

シソーラス用語： *メロン ,  果実【器官】 ,  *植物ホルモン ,  植物組織 ,  成長段階 ,  経時変化 ,  オーキシン ,  サイトカイニン ,  ジベレリン ,  LC-MS分析 ,  果皮 ,  果肉 ,  種子 ,  茎 ,  生体成分分析 ,  定量分析 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和アルコール ,  アミノアルコール ,  第二アミン ,  不飽和カルボン酸 ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  単環セスキテルペン ,  ヒドロキシケトン ,  窒素複素環化合物 ,  ケト酸 ,  ケトエステル ,  ラクトン ,  架橋化合物 ,  ジオール ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： プロファイル【情報技術】 ,  果柄 ,  胎座部 ,  植物成分分析 ,  部位特異性

分類 (4件)： 野菜  (FC03043X) ,  植物成長調整剤  (FB06060M) ,  植物ホルモン  (EH02070M) ,  発生,成長,分化  (EH02030U)

物質索引 (7件)： trans-ゼアチン ,  アブシジン酸 ,  イソペンテニルアデニン ,  ジャスモン酸 ,  ジャスモン酸メチル ,  ジベレリンA1 ,  ジベレリンA4

引用文献 (37件)：

• Ackerson, R. C. 1984. Abscisic acid and precocious germination in soybeans. J. Exp. Bot. 35: 414-421.
• Creelman, R. A., M. L. Tierney and J. E. Mullet. 1992. Jasmonic acid/methyl jasmonate accumulate in wounded soybean hypocotyls and modulate wound gene expression. Proc. Natl Acad. Sci. 89: 4938-4941.
• Davies, P. J. 2002. Gibberellins: Regulators of Plant Height. p.461-492. In: L. Taiz and E. Zeiger (eds.). Plant Physiology. Third Edition. Sinauer Associates, Sunderland.
• Fan, X., J. P. Mattheis and J. K. Fellman. 1998. A role for jasmonates in climacteric fruit ripening. Planta 204: 444-449.
• FAO. 1994. Production yearbook 1993 47th ed. Food and Agriculture Organization of the United Nations, Rome.

タイトルに関連する用語 (6件)： メロン ,  果実 ,  生理 ,  ホルモン ,  ステージ ,  成長