研究者
J-GLOBAL ID:200901003262194571
更新日: 2024年12月22日
金井 好克
カナイ ヨシカツ | Kanai Yoshikatsu
所属機関・部署:
職名:
特任教授
ホームページURL (1件):
http://www.pharma1.med.osaka-u.ac.jp/
研究分野 (4件):
病態医化学
, 薬理学
, 医療薬学
, 生理学
研究キーワード (6件):
分子生理学
, 分子病態生理学
, 分子薬理学
, Molecular Physiology
, Molecular Pathophysiology
, Molecular Pharmacology
競争的資金等の研究課題 (50件):
- 2022 - 2025 がん細胞アミノ酸輸送体阻害薬の強力な細胞周期制御の機序と細胞休眠化機構の解明
- 2019 - 2022 輸送体と受容体を介するアミノ酸シグナリング機構の解明と代謝制御創薬の基盤の確立
- 2018 - 2020 アミノ酸アベイラビリティの寿命に及ぼす影響とその分子基盤の解明
- 2015 - 2018 アミノ酸トランスポーターを介する代謝制御・細胞機能制御機構と阻害薬作用機序の解明
- 2015 - 2017 ユビキチンプロテアソーム系が腎臓の恒常性維持と障害・修復にはたす役割の統合的解明
- 2015 - 2017 新規リパーゼ様膜蛋白質による皮膚バリア機能形成機序の解明と制御薬物の探索
- 2014 - 2017 進行非小細胞肺癌におけるxCT(シスチントランスポーター)発現の薬剤耐性機構
- 2014 - 2015 シナプス小胞D-セリンパッケージングトランスポーターの分子同定
- 2012 - 2015 第二のシスチン尿症関連輸送体の分子同定とその生理機能の解明
- 2012 - 2015 遺伝子ノックアウトによりファンコニ症候群様所見を示す膜蛋白の発見とその意義の解明
- 2012 - 2014 細胞膜ロイシン受容体の提唱とその分子同定およびmTOR系へのリンクの解明
- 2010 - 2012 アミノ酸トランスポータ標的がん治療へのF-18-FMT PE Tの応用に関する研究
- 2010 - 2011 新しいカテゴリーの膜貫通型受容体4F2hcのシグナル機構の解明
- 2009 - 2011 腎特異的新規PG輸送体の腎皮質局所PGクリアランスにおける役割と病態関連性の解析
- 2009 - 2011 新規尿酸排出トランスポーターURATv1を分子標的とする高尿酸血症治療薬創製
- 2005 - 2010 生体膜トランスポートソームの分子構築と生理機能
- 2007 - 2009 細胞膜型アミノ酸センサーの分子同定と機能解析
- 2005 - 2009 有機溶質トランスポートソーム:その構築と機能的意義
- 2006 - 2007 ポドサイトの細胞生物機能に関わる中性アミノ酸トランスポーターファミリーの役割
- 2006 - 2007 新規プロスタグランジントランスポーターOAT-PGのNa輸送調節機構における役割
- 2005 - 2006 アミノ酸トランスポーターの活性制御に関わるタンパク質間相互作用の解析
- 2003 - 2004 尿酸トランスポーターに結合するPDZK1による尿酸輸送機能調節メカニズム
- 2002 - 2004 ゲノム戦略に基づく高尿酸血症治療薬の創製
- 2001 - 2004 小児白血病細胞におけるLAT1の発現とそのインヒビターによる増殖抑制効果の解析
- 2001 - 2004 近位尿細管特異トランスポーターの遺伝子異常と東南アジア多発突然死の成因
- 2000 - 2004 上皮細胞におけるアミノ酸・薬物のベクトル輸送形成機構の解析
- 2003 - 2003 リバースオンコロジー;がん胎児性LAT1抑制薬による遺伝子変化の網羅的解析
- 2003 - 2003 腫瘍関連抗原4F2重鎖(CD98)のmTORを介するシグナル機構の解明
- 2002 - 2003 ゲノム情報を用いたヘテロ二量体型アミノ酸トランスポーターファミリーの全容の解明
- 2002 - 2002 腫瘍関連抗原4F2重鎖(CD98)を介するシグナリング機構の解明
- 2002 - 2002 がん特異中性アミノ酸トランスポーター(LAT1)の発現と制御機序
- 2000 - 2002 がん胎児性中性アミノ酸トランスポーター(LAT1)の発現と細胞のがん化機構と制御
- 2000 - 2002 薬物・環境物質の体内動態を制御するトランスポーター遺伝子の同定と遺伝的多型の解明
- 2001 - 2001 がん胎児性中性アミノ酸トランスポーター(LAT1)の発現と細胞のがん化機構と制御
- 2000 - 2001 アミノ酸トランスポーターを介する薬物輸送の分子機序の解明
- 1999 - 2001 経細胞膜輸送の分子機構
- 1999 - 2001 ノックアウトマウスの創生によるアニオン性薬物トランスポーターの機能解折
- 1999 - 2001 アニオン性薬物トランスポーターのクローニングと薬物動態解析への応用
- 1998 - 2000 ヒト型有機酸トランスポーター発現細胞を組み込むハイブリッド型人工腎臓の開発
- 1998 - 1999 血液・脳関門の有機アニオン透過の分子機序の解明 -モノアミン代謝物及び薬物抱合体排出のメカニズム-
- 1997 - 1999 腎特異性有機陰イオン薬物トランスポーターの遺伝子クローニングと機能発現
- 1997 - 1998 C.elesarsを用いたドーパ性神経伝達を担う分子群の同定
- 1997 - 1998 神経細胞保護因子としてのアミノ酸トランスポーターの病態学的及び薬理学的意義の検討
- 1997 - 1997 グルタミン酸トランスポータファミリーの基質透過とチャネル形成の分子機房の解明
- 1996 - 1996 グルタミン酸トランスポータファミリーの構造機能相関の解析
- 1995 - 1996 シスチン・グルタミン酸交換輸送体の分子的実体-酸化的ストレスからの細胞保護因子
- 1995 - 1995 分子キメラを用いたグルタミン酸トランスポータの構造機能相関の解析
- 1995 - 1995 神経系におけるグルタミン酸トランスポーターの機能的役割の解明
- 1988 - 1990 食品中の発癌性複素環状アミンのヒトでの動態と暴露指標の確立
- 1989 - 1989 環境中の低分子有機化合物の神経機能修飾作用に関する衛生学的研究
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論文 (453件):
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Kazuko Kaneda-Nakashima, Yoshifumi Shirakami, Kentaro Hisada, Sifan Feng, Yuichiro Kadonaga, Kazuhiro Ooe, Tadashi Watabe, Yoshiyuki Manabe, Atsushi Shimoyama, Masashi Murakami, et al. Development of LAT1-Selective Nuclear Medicine Therapeutics Using Astatine-211. International Journal of Molecular Sciences. 2024. 25. 22. 12386-12386
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Masatoshi Fukuda, Hiroki Okanishi, Daisuke Ino, Kazuya Ono, Takeru Ota, Eri Wakai, Takashi Sato, Yumi Ohta, Yoshiaki Kikkawa, Hidenori Inohara, et al. Protein profile of mouse endolymph suggests a role in controlling cochlear homeostasis. iScience in press. 2024
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Yongchan Lee, Chunhuan Jin, Ryuichi Ohgaki, Minhui Xu, Satoshi Ogasawara, Rangana Warshamanage, Keitaro Yamashita, Garib Murshudov, Osamu Nureki, Takeshi Murata, et al. Structural basis of anticancer drug recognition and amino acid transport by LAT1. Nature Communications. 2024. in press
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Ryuichi Ohgaki, Yuma Hirase, Minhui Xu, Hiroki Okanishi, Yoshikatsu Kanai. LAT1 expression in colorectal cancer cells is unresponsive to HIF-1/2α accumulation under experimental hypoxia. Scientific reports. 2024. 14. 1. 19635-19635
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Yu Ma, Suguru Okuda, Hiroki Okanishi, Minhui Xu, Chunhuan Jin, Hitoshi Endou, Ryuichi Ohgaki, Yoshikatsu Kanai. Upregulation of ATF4 mediates the cellular adaptation to pharmacologic inhibition of amino acid transporter LAT1 in pancreatic ductal adenocarcinoma cells. Journal of Pharmacological Sciences. 2024. 155. 1. 14-20
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MISC (425件):
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齋藤心平, 齋藤心平, 坂本信一, 安藤敬佑, 梨井隼菱, 山田康隆, 佐塚智和, 今村有佑, 金井好克, 安西尚彦, et al. 去勢抵抗性前立腺癌におけるアミノ酸トランスポーターLAT1選択的阻害薬JPH203を用いた抗腫瘍効果の検討. 泌尿器科分子・細胞研究会プログラム・抄録集. 2024. 33rd
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福田雅俊, 福田雅俊, 稲生大輔, 岡西広樹, 若井恵里, 太田有美, 佐藤崇, 猪原秀典, 金井好克, 日比野浩. 難聴の発症機構の解明を指向した内耳の特殊な細胞外液の採取法の開発. 日本薬理学雑誌. 2023. 158. Supplement
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兼田加珠子, 兼田加珠子, 王谷英達, 王谷英達, 王谷英達, 渡部直史, 渡部直史, 渡部直史, 真鍋良幸, 真鍋良幸, et al. 希少がん治療を目指した短寿命アルファ線核医学治療薬の開発. 日本癌学会学術総会抄録集(Web). 2023. 82nd
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裴祥存, 裴祥存, 坂本信一, 趙雪, 齋藤心平, 齋藤心平, 平山友里, 橋本弘史, 佐塚智和, 今村有佑, et al. 腎細胞癌における4F2hcの役割の検討. 日本泌尿器科学会総会(Web). 2023. 110th
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金井好克. SGLT2の発見とSGLT2阻害薬の開発経緯. Heart View. 2021. 25. 13. 4-9
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特許 (68件):
書籍 (41件):
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プログレッシブ生命科学
南山堂 2014 ISBN:9784525134310
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トランスポートソームの世界 : 膜輸送研究の源流から未来へ
京都廣川書店 2011 ISBN:9784901789660
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生体膜トランスポートソームの分子構築と生理機能
[金井好克] 2011
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神経伝達物質トランスポーター
、Annual Review 神経 2000、後藤文男、高倉公朋、木下真男、柳澤信夫、清水輝夫編、中外医学社 2000
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アミノ酸トランスポーター:基質認識の多様性を生みだす分子基盤
シリーズ・ニューバイオフィジックス(]G0002[):「ポンプとトランスポーター」、共立出版 2000
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講演・口頭発表等 (38件):
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腎トランスポーター制御による疾患治療〜尿酸トランスポーターを含めて〜
(熊本腎と電解質代謝を考える会第15回学術講演会 2023)
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SGLT2阻害薬の誕生と進化
(DAPA New Style CKD Symposium in Tohoku 2023)
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SGLT2阻害薬の多面的な作用とメカニズム
(KOWA Web Conference 2023)
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トランスポーターの病態形成における役割と治療標的としての意義 特別講演
(第56回日本痛風・尿酸核酸学会総会 2023)
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SGLT2阻害薬の多面的な作用と作用メカニズム
(伊勢崎佐波医師会学術講演会 2022)
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学歴 (2件):
- 1984 - 1988 東京大学 医学系研究科 第一基礎医学(生理学)
- 1978 - 1984 群馬大学 医学部 医学科
学位 (2件):
経歴 (9件):
- 2024/04 - 現在 大阪大学 ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(WPI-PRIMe) 特任教授
- 2007/10 - 2024/03 大阪大学 大学院医学系研究科 教授
- 2004/04 - 2007/09 杏林大学医学部教授(薬理学)
- 2001/04 - 2004/03 杏林大学医学部研究教授(薬理学)
- 1998/10 - 2001/09 科学技術振興事業団個人研究推進事業 さきがけ研究21「素過程と連携」領域研究者(兼務)
- 1996/04 - 2001/03 杏林大学医学部助教授(薬理学)
- 1993/12 - 1996/03 杏林大学医学部講師(薬理学)
- 1991/04 - 1993/11 米国Harvard University博士研究員 (Brigham and Women's Hospital, Renal Division)
- 1988/04 - 1993/11 東京大学助手(医学部医学科衛生学)
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受賞 (12件):
- 2020/11 - Clarivate Analytics Highly Cited Researcher-2020
- 2020/01 - 第3回 日本医療研究開発大賞 内閣総理大臣賞
- 2014 - 大阪大学 第3回 大阪大学総長顕彰
- 2013 - 大阪大学 第2回 大阪大学総長顕彰
- 2013 - 日本薬理学会 第7回 江橋節郎賞
- 2000 - 分子腎臓研究会最優秀研究奨励賞
- 1998 - 分子腎臓研究会優秀研究奨励賞
- 1997 - 日本薬物動態学会ベストポスター賞
- 1996 - 研究奨励賞(持田医学薬学振興財団)
- 1996 - 平成7年度最優秀研究(文部科学省重点領域研究「チャネルとトランスポーターの構造・機能協関
- 1995 - 分子腎臓研究会最優秀研究奨励賞
- 1994 - Award from International Academy for Biomedical and Drug Research in 1994: Special Recognition of Excellence.
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所属学会 (16件):
がん分子標的治療研究会
, 米国細胞生物学会
, 米国神経科学会
, 米国生化学分子生物学会
, 日本腎臓学会
, 日本毒性学会(評議員)
, 日本蛋白質科学会
, 日本細胞生物学会
, 日本分子生物学会
, 日本生化学会(評議員)
, 日本薬理学会(評議員)
, 日本癌学会
, 米国腎臓学会
, 日本糖尿病学会
, 日本薬物動態学会
, 米国薬理学会
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