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J-GLOBAL ID:200902203763848779   整理番号:09A0911477

イタリア西南のソンマベズビアナ遺跡における埋没テフリックレス古土壌の物理化学的と鉱物学的性質からのAD472年前のローマ土壌の解釈

Interpretation of pre-AD 472 Roman soils from physicochemical and mineralogical properties of buried tephric paleosols at Somma Vesuviana ruin, southwest Italy
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巻: 152  号: 3-4  ページ: 243-251  発行年: 2009年09月15日 
JST資料番号: E0256B  ISSN: 0016-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,ベスビアス山のAD472年におけるPollena噴火の厚い軽石堆積物下の埋没古土壌の調査から,ソンマベズビアナ周囲の土壌肥沃度を解釈することを目的とした。イタリア,ベスビアス山の北部斜面上のソンマベズビアナ遺跡において,AD79年のポンペイ噴火のフォノライトと古代建設廃棄物から発生した2埋没ペドンを掘削し,標本化した。比較として,近くの森林における相当するポンペイテフラ堆積物上の埋没古土壌と,隣接果樹園におけるAD1631年のテフラ堆積物上の現代土壌(組成的にポンペイ噴火に類似している)を,リン画分と一次鉱物組成を含む,物理的,化学的,及び鉱物学的性質を同様に分析した。遺跡における2埋没ペドンは,入手可能なPとKが豊富であり,交換性カチオンの中程度の量を含んだ。アルカリ長石とともに白りゅう石が支配的一次鉱物であり,多分,埋没層位におけるKの主ソースである。”自生P(Ca束縛P)”の高含有量が全ペドンを特徴づけた。埋没ソンマベズビアナ古土壌が養分供給のための比較的高い能力をもち,それらがAD472年の噴火前に肥沃であったにもかかわらず,多分,高生産性を維持するために養分増加のための施肥が必要であったと結論した。水分保持のような物理的性質が,小さいがかなりの量の短距離秩序粘土により,おそらく,増強された。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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土壌生成・分類  ,  各種建築物一般 

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