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J-GLOBAL ID：200902203811505943   整理番号：09A0860312

化粧品の研究開発と環境問題 微生物由来の高機能界面活性剤(バイオサーファクタント)の用途開発

Development of glycolipid biosurfactants produced by yeasts.

著者 (5件)： 福岡徳馬 (産業技術総合研 環境化学技術研究部門) ,  森田友岳 (産業技術総合研 環境化学技術研究部門) ,  井村知弘 (産業技術総合研 環境化学技術研究部門) ,  北本大 (産業技術総合研) ,  北川優 (東洋紡績)
資料名： Fragrance Journal  (Fragrance Journal)
巻： 37  号： 8  ページ： 33-40  発行年： 2009年08月15日 
JST資料番号： G0987B  ISSN： 0288-9803  CODEN： FUJAD7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 天然系の界面活性剤の中で特に微生物により生産されるものをバイオサーファクタントと呼び,大豆油など植物油脂を原料とする。酵母が生産するバイオサーファクタントの1種である「マンノシルエリスリトールリピッド(MEL)」が,新しい保湿素材としてスキンケア,ヘアケア化粧品などに実用可能であることが見出された。MELを中心に,BSの生産技術と界面化学的・生化学的特性,化粧品素材としてのポテンシャルを紹介した。MELは疎水基鎖長が短いが非常に小さい臨界ミセル濃度で大きな界面活性作用を示す。また,MELは水溶液中でユニークな自己集合特性や自己組織化構造を示す。さらに,MELは抗菌活性を有するだけでなく,各種白血病細胞などに増殖抑制や分化誘導を示す。皮膚に対する保湿作用をテストスキンで評価した結果を示した。毛髪物理特性に与える影響についても紹介した。

シソーラス用語： *バイオサーファクタント ,  スキンケア ,  ヘアケア ,  *化粧品 ,  培養細胞 ,  薬理作用 ,  皮膚反応 ,  増殖阻害 ,  アポトーシス ,  リポソーム ,  水溶液 ,  リオトロピック液晶 ,  状態図 ,  Candida ,  植物油脂 ,  資源 ,  親水性親油性バランス ,  置換基効果 ,  乳化剤 ,  洗浄剤 ,  自己集合 ,  ラメラ ,  菌体外蓄積 ,  シクロペプチド ,  オリゴペプチド
準シソーラス用語： 再生可能資源 ,  肌荒れ ,  保湿作用

分類 (2件)： 化粧品  (YG03030S) ,  その他の洗浄剤  (YG02040W)

物質索引 (1件)： サーファクチン

タイトルに関連する用語 (8件)： 化粧品 ,  研究 ,  開発 ,  環境問題 ,  微生物 ,  界面活性剤 ,  バイオサーファクタント ,  用途