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J-GLOBAL ID:200902203895118737   整理番号:09A0133332

複数個の室内を源とするカルボニルと揮発性有機化合物の現場受動流束試料の放射率測定

On-site passive flux sampler measurement of emission rates of carbonyls and VOCs from multiple indoor sources
著者 (8件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 859-863  発行年: 2009年05月 
JST資料番号: C0858A  ISSN: 0360-1323  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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空気汚染濃度の高い室内環境において,空気質改良には発生の主要源となる物質を除去してしまうのが望ましい。室内空気汚染源の集積に最も関与している拡散源を特定するために,東京の鉄筋コンクリート建物の部屋で,多くの建物材料および備品から発生するカルボニル化合物および揮発性有機化合物の汚染物質放出率を受動型流束サンプル収集器(PFS)を使用して測定した。机からのホルムアルデヒドの放出流束は高い(125μg/m2/h)一方,ドアとフローリングからの放出流束は低かった。(21.5及び16.5μg/m2/h)天井及びカーペットからのトルエン放出流束は高く(80.0及び72.3μg/m2/h),フローリングからの放出流束は低かった。(9.09μg/m2/h)屋内と屋外のホルムアルデヒドの濃度は61.5及び8.64μg/m3であり,同じくトルエンの場合は43.2及び17.5μg/m3であった。部屋の換気率はペリフルオロカーボン・トレーサー法(PFT)で測定したところ1.84/hであった。放出源であるカーペット,天井,壁面を主要放出源として位置づけて,その放出に占める範囲を考慮してみると,これら主要放出源からの放出率は,ホルムアルデヒドとして,それぞれ24%,20%,22%を占め,トルエンとしてはそれぞれ22%,27%,14%を占める。これに対して,ドア,フローリング,机,からの室内レベルはホルムアルデヒドはそれぞれ1.%,0.54%,4.1%,トルエンではそれぞれ2.2%,0.31%,0.85%と低くなっている。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
空気調和一般  ,  インテリアデザイン,家具 

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