抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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フルクローズド制御系ではP,PI/IーP+FF制御が利用されるが,筆者らは,この制御系にスライディングモード制御則の補償機能を改良して負荷した位置制御則を提案している。この手法を用いると1軸スライダのフルクローズド位置制御システムにおいて,駆動条件である指令加減速度が変化した場合,従来のP,PI/IーP+FF制御方法より位置制御が優れいてることを確認している。本論では,さらに,メカ特性の一つの要素であるテーブル負荷重量がリアルタイムで変化した場合の位置決めの応答と軌跡追従応答に対して実験を行い,提案する制御則の有用性を検証した。