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J-GLOBAL ID：200902206765879131   整理番号：08A0611376

CUDAによる定常反復Poissonベンチマークの高速化

Acceleration of Point-Jacobi Poisson Solver by using GPU

著者 (2件)： 小川慧 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  青木尊之 (東京工大 学術国際情報セ)
資料名： 情報処理学会研究報告  (IPSJ SIG Technical Reports)
巻： 2008  号： 43(HPC-115)  ページ： 19-23  発行年： 2008年05月13日 
JST資料番号： Z0031B  ISSN： 0919-6072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： SIMD型のアクセラレータであるGPUを用い,格子系の流体計算などで最も計算負荷の高いPoisson方程式の高速化を試みた。定常反復法であるPoint Jacobi法でPoisson方程式を計算する理研(姫野)ベンチマークテストに対し,CUDAでプログラミングすることにより1枚のGPUで30.6GFLOPSの演算性能が得られた。また,複数GPUを用いた計算では,CPU側のメモリ上に作成したバッファを介してGPU間の通信を行い,4GPUを用いて最大93.6GFLOPSの演算性能が達成された。(著者抄録)

シソーラス用語： *SIMD ,  *Poisson方程式 ,  ベンチマーク ,  専用プロセッサ ,  逐次近似 ,  Jacobi行列 ,  性能評価 ,  中央処理装置 ,  バッファ方式
準シソーラス用語： CPU【計算機】 ,  CUDA ,  GPGPU ,  GPU【専用プロセッサ】 ,  反復法

分類 (2件)： ディジタル計算機方式一般  (JC02010O) ,  数値計算  (JE02000J)

引用文献 (7件)：

• nVIDIA CUDA. http://www.nvidia.com/cuda/
• 奥山倫弘. CUDAを用いたGPUによる全点対最短経路問題の実装比較. HPCS2008. 2008, 58
• 坂牧隆司. ビデオゲーム用ハードウェアを用いた高速分子動力学シミュレーション. 第21回分子シミュレーション討論会, 2007. 2007, 101
• HAMADA, T. The Chamomile Scheme : An Optimized Algorithm for N-body simulationson Programmable Graphics Processing Units. http://arxiv.org/abs/astro-ph/0703100v1. 2007
• 理研ベンチマーク. http://accc.riken.jp/HPC/HimenoBMT/index.html

タイトルに関連する用語 (4件)： CUDA ,  反復 ,  ベンチマーク ,  高速化