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J-GLOBAL ID：200902206784552283   整理番号：08A0468186

酵母細胞表面上でのAspergillus oryzae由来β-グルコシダーゼ表示によるイソフラボングリコシドからのイソフラボンアグリコンの生産

Isoflavone aglycones production from isoflavone glycosides by display of β-glucosidase from Aspergillus oryzae on yeast cell surface

著者 (12件)： KAYA Masahiko (Gekkeikan Sake Co., Ltd., Kyoto, JPN) ,  ITO Junji (Kobe Univ., Hyogo, JPN) ,  KOTAKA Atsushi (Gekkeikan Sake Co., Ltd., Kyoto, JPN) ,  MATSUMURA Kengo (Gekkeikan Sake Co., Ltd., Kyoto, JPN) ,  BANDO Hiroki (Gekkeikan Sake Co., Ltd., Kyoto, JPN) ,  SAHARA Hiroshi (Gekkeikan Sake Co., Ltd., Kyoto, JPN) ,  OGINO Chiaki (Kobe Univ., Hyogo, JPN) ,  SHIBASAKI Seiji (Hyogo Univ. Health Sci., Kobe, JPN) ,  KURODA Kouichi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  UEDA Mitsuyoshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KONDO Akihiko (Kobe Univ., Hyogo, JPN) ,  HATA Yoji (Gekkeikan Sake Co., Ltd., Kyoto, JPN)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 79  号： 1  ページ： 51-60  発行年： 2008年05月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の食品工業で長期間安全であると認識されている清酒酵母とAspergillus oryzaeとを組み合わせて機能性食品イソフラボンアグリコンを生産するためのプラットホームを構築した。最初に,A.oryzaeゲノムから新規β-グルコシダーゼ遺伝子を3種類スクリーニングし,それぞれのβ-グルコシダーゼを清酒酵母細胞表面上に表示した。これら組換酵母を全細胞生物触媒として用い,イソフラボングリコシドの加水分解によるイソフラボンアグリコン生産を試みた。三β-グルコシダーゼの内,BGL1が最高活性とイソフラボングリコシドに対する広範囲な基質特異性を示した。遊離するグルコースによってβ-グルコシダーゼ活性が阻害されたが,残存イソフラボングリコシド比率は6.2%に減少できた。

シソーラス用語： *β-グルコシダーゼ ,  グリコシド ,  *アグリコン ,  *清酒酵母 ,  機能性食品 ,  スクリーニング ,  加水分解 ,  基質特異性 ,  酵素阻害 ,  表面改質 ,  酵素的分解 ,  ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  イソフラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  *Aspergillus oryzae ,  *微生物 ,  *不完全菌類 ,  *不完全糸状菌類 ,  *不整子嚢菌類
準シソーラス用語： *米麹菌 ,  *イソフラボンアグリコン ,  イソフラボングリコシド

分類 (3件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  酵素の応用関連  (EB09100B) ,  窒素複素環化合物一般  (CF07040G)

物質索引 (2件)： イソフラボン ,  グルコース

タイトルに関連する用語 (4件)： 酵母 ,  細胞表面 ,  Aspergillus ,  β-グルコシダーゼ