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J-GLOBAL ID：200902207454279536   整理番号：09A0034524

化学ルミネセンス技術による保管中のごみ燃料の自然発火に関する調査

Investigation on the spontaneous combustion of refuse-derived fuels during storage using a chemiluminescence technique

著者 (5件)： MATUNAGA Atsushi (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  YASUHARA Akio (National Inst. for Environmental Studies, Ibaraki, JPN) ,  SHIMIZU Yoshitada (Kanagawa Industrial Technol. Res. Inst., Kanagawa, JPN) ,  WAKAKURA Masahide (Kanagawa Industrial Technol. Res. Inst., Kanagawa, JPN) ,  SHIBAMOTO Takayuki (Univ. California, CA, USA)
資料名： Waste Management & Research  (Waste Management & Research)
巻： 26  号： 6  ページ： 539-545  発行年： 2008年12月 
JST資料番号： H0970A  ISSN： 0734-242X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 家庭ごみから調製されたごみ燃料(RDF)の自然発火を化学ルミネセンスにより調査した。実験では,RDF試料の加熱および冷却を,空気または窒素雰囲気中で行ったところ,空気処理が関与した場合に,化学ルミネセンスの増大が観察された。また,家庭ごみの主成分の1つであるセルロースを用いた実験でも,RDFと同様の結果が得られた。これは,空気中の酸素がセルロースからのヒドロペルオキシドの生成を促進したことを示す。従って,セルロースがRDFからの化学ルミネセンスの生成に重要な役割を果たすと思われる。即ち,ラジカルが,室温または雰囲気温度で,酸化または熱分解によってRDFから生成し,続いて,自然発火に至ると推定される。

シソーラス用語： *化学ルミネセンス ,  *自然発火 ,  *廃棄物燃料 ,  家庭ごみ ,  セルロース ,  過酸化物 ,  ラジカル ,  酸化 ,  熱分解
準シソーラス用語： RDF【燃料】 ,  ヒドロペルオキシド

分類 (5件)： 環境問題  (SA01020V) ,  廃棄物処理一般  (SC05010S) ,  ごみ処理  (SC05030O) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  無触媒気相反応  (CB06050Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 化学ルミネセンス ,  保管 ,  ごみ燃料 ,  自然発火 ,  調査