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J-GLOBAL ID:200902209749695755   整理番号:08A0230432

連銀河団のビリアル半径までのX線ガスの大きい金属量: 高赤方偏移での超銀河風の証拠

High Metallicity of the X-Ray Gas Up to the Virial Radius of a Binary Cluster of Galaxies: Evidence of Galactic Superwinds at High-Redshift
著者 (7件):
資料名:
巻: 60  号: SP1  ページ: S343-S349  発行年: 2008年02月20日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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A399銀河団とA401銀河団の連結領域に対するすざく衛星観測の解析結果を報告した。銀河団のビリアル半径までの銀河団ガス(ICM)の金属量を初めて求めた。2つの銀河団のビリアル半径が交差する付近(2つの銀河団の中心から約2Mpc)の金属量を決定し,それが内部領域の値(太陽の約0.2倍)に匹敵することが分かった。銀河団衝突で起こった混合からはビリアル半径までの金属量の一様性は得られそうにない。銀河団のビリアル半径付近の銀河の星間物質を剥ぎ取るには動圧が小さ過ぎるため,そこで観測されたかなり大きい金属量は,金属が動圧剥ぎ取りで銀河からICMに運ばれたのではないことを示している。代わりに,金属量の一様性は,銀河団が形成される前に銀河からの極めて強力な流出(超銀河風)により原始銀河団領域が金属で広範囲に汚染されたことを示唆する。この領域の中-高温銀河間ガスからの酸素放射も探査し,水素密度の厳しい上限(n<sub>H</sub><4.1×10<sup>-5</sup>cm<sup>-3</sup>)を求めた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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星雲  ,  宇宙線起源 
引用文献 (47件):
  • Arnaud, M., Rothenflug, Boulade, O., Vigroux, L.,& Vangioni-Flam, E.1992, A & A, 254, 49
  • Benson, A. J., Bower, R. G., Frenk, C. S., Lacey, C. G., Baugh, C. M.,& Cole, S.2003, ApJ, 599, 38
  • Bregman, J. N.,& Lloyd-Davies, E. J.2006, ApJ, 644, 167
  • Cen, R.,& Ostriker, J. P. 1999, ApJ, 514, 1
  • Cen, R.,& Ostriker, J. R 2006, ApJ, 650, 560
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