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J-GLOBAL ID：200902210145398084   整理番号：09A1230139

全ゲノム解析によりAcetobacter pasteurianusの遺伝的不安定性が明らかになる

Whole-genome analyses reveal genetic instability of Acetobacter pasteurianus

著者 (11件)： AZUMA Yoshinao (Yamaguchi Univ. School of Medicine, Yamaguchi) ,  HOSOYAMA Akira (National Inst. of Technol. and Evaluation, Tokyo) ,  MATSUTANI Minenosuke (Yamaguchi Univ. School of Medicine, Yamaguchi) ,  FURUYA Naoko (Yamaguchi Univ. School of Medicine, Yamaguchi) ,  HORIKAWA Hiroshi (National Inst. of Technol. and Evaluation, Tokyo) ,  HARADA Takeshi (National Inst. of Technol. and Evaluation, Tokyo) ,  HIRAKAWA Hideki (Kyushu Univ., Fukuoka) ,  KUHARA Satoru (Kyushu Univ., Fukuoka) ,  MATSUSHITA Kazunobu (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  FUJITA Nobuyuki (National Inst. of Technol. and Evaluation, Tokyo) ,  SHIRAI Mutsunori (Yamaguchi Univ. School of Medicine, Yamaguchi)
資料名： Nucleic Acids Research  (Nucleic Acids Research)
巻： 37  号： 17  ページ： 5768-5783  発行年： 2009年 
JST資料番号： D0242C  ISSN： 0305-1048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Acetobacter種は遺伝的不安定性を示すことが知られている。本研究では,この変異性を明らかにするために,AAcetobacter pasteurianus NBRC 3283のゲノムDNAの配列を解析した。2.9-Mbの染色体と6つのプラスミドから成るゲノムにおいて,280以上のトランスポゾンと超易変性のタンデムリピートを持つ5つの遺伝子が認められた。32種の分離株において,3つの一塩基変異と5つのトランスポゾン挿入が認められた。A.pasteurianusの超変異性を耐熱性株の増殖に適用した。耐熱性を示す遺伝性突然変異体のゲノムDNA配列を変異解析により解析したところ,適応過程でゲノムにおいて92kbの欠失と3つの一塩基変異が認められた。A.pasteurianusを含むαプロテオバクテリアは多くの細胞内共生生物および寄生生物から成っており,そのゲノムは進化速度が速く,集中的なゲノム減少を示すことが示された。A.pasteurianusは他の生物に適合するように進化する潜在能力を持っている可能性が示された。

シソーラス用語： *酢酸菌属 ,  *不安定性 ,  トランスポゾン ,  反復配列 ,  挿入突然変異 ,  欠失突然変異 ,  共生 ,  表現型 ,  遺伝子地図 ,  遺伝子型 ,  ヌクレオチド配列 ,  *Acetobacter pasteurianus ,  系統関係 ,  *ゲノム不安定性 ,  *微生物 ,  *細菌 ,  遺伝子 ,  ゲノム
準シソーラス用語： *遺伝的不安定性

分類 (1件)： 微生物生理一般  (EG03051L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 全ゲノム解析 ,  Acetobacter ,  遺伝的不安定性