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J-GLOBAL ID:200902211143173693   整理番号:09A0530957

銅の残存レベルでのチタン添加鋼における硫化物析出(2) フェライト領域での析出

Sulfide Precipitation in Titanium-Added Steel with Residual Level of Copper (2) -Precipitation in Ferrite Region-
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 1370-1379 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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この報告は,微量の銅水準(0.01%Cu)でも硫化銅(Cu-S)を形成するための硫化物形成体として働くとする新しい知見を加えることでTi添加鋼中の全体の硫化物析出を知るための三つの連続論文の第二の論文である。この第二の論文は,Ti添加鋼中のフェライト領域,特に,実生産熱間圧延および熱処理鋼板における硫化物析出に焦点を当てる。硫化物析出は,いくつかの限られた論文で,オーステナイト領域でのみ完了すると信じられてきたが,Ti4C2S2,MnSおよびCu-Sはフェライト領域で実際に形成する。熱間圧延したままのTi添加鋼が熱処理される時,硫化物析出は形態的および組成的に変態する。この現象はTiS分解誘起再溶解イオウが再析出するとする第一番目の論文におけるものと同じ機構を通して説明できる。フェライト領域で熱処理する時,既に析出したTiSはTi4C2S2へ変化し,再溶解イオウは推定される反応「4TiS+2[C]→Ti4C2S2+2[S]」に沿って表れ,他の析出物(Ti4C2S2,MnSおよびCu-S)としてフェライト領域中に再析出する。Cu-Sの析出は再析出硫化物の中で最も低い温度で生じると見積もられ,従って,先行する硫化物析出現象によって影響を受ける。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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組織的硬化現象 
引用文献 (62件):
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