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J-GLOBAL ID:200902271900531643   整理番号:09A0530956

銅の残存レベルでのチタン添加鋼における硫化物析出(1) オーステナイト領域での析出

Sulfide Precipitation in Titanium-Added Steel with Residual Level of Copper (1) -Precipitation in Austenite Region-
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 1360-1369 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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著者等は以前に,これまではMnのみが硫化物形成体であると考えられてきた非Ti添加鋼中において微量の銅(0.01%Cu)でも銅の硫化物(Cu-S)を形成するための硫化物形成体として働くことを報告した。今,銅関連硫化物析出の新しい概念をTi添加鋼へ拡大している。さらに,Ti添加鋼中の総硫化物析出をCu-Sの新しい知識で再構成する。新しい概念は三つの連続論文で示す。この第一番目の論文はオーステナイト熱処理したTi添加鋼中の硫化物析出に焦点を当てる。TEM観察および定量的な化学分析から,オーステナイト熱処理したTi添加鋼中の硫化物析出は,オーステナイト領域における析出だけでなく,オーステナイトからフェライト領域への冷却過程の際の不可避な析出挙動,特に,急冷の際のフェライト領域中の微量レベルCu誘起Cu-S析出を反映していることを報告している。冷却過程での不可避な硫化物析出の機構は,主に,TiS分解誘起形態変化とオーステナイト領域での熱処理の際の析出限界を超えて溶質を残すイオウの再析出に基づいており,Cu-S析出との関係において精密に議論している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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組織的硬化現象 
引用文献 (106件):
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