文献

J-GLOBAL ID：200902211477358775   整理番号：09A0147939

外壁上に円形凸起がある方形建造物の電磁波散乱

Scattering of Electromagnetic Radiation from Square Buildings whose Outer Walls Have Round Convexities

著者 (4件)： 末吉利幸 (福岡工大) ,  松永利明 (福岡工大) ,  松永真由美 (愛媛大 工) ,  松岡剛志 (九州産業大 工)
資料名： 映像情報メディア学会技術報告
巻： 33  号： 3(BCT2009 1-24)  ページ： 25-28  発行年： 2009年01月22日 
JST資料番号： S0209A  ISSN： 1342-6893  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 外壁に施された凸起が電磁波の反射・散乱および透過に及ぼす影響について報告している。方形建造物の外壁に円形凸起がある場合,その凸起の半径の大小によって,電磁波の入射波に対する反射波と透過波の割合が変化することを解析的にかつ実験的にも検証した。その結果,円形凸起の半径が大きい方がより反射や散乱波の成分が多くなり,建物後方への透過波が減少することが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *電磁波散乱 ,  建築物 ,  凸形 ,  電磁波 ,  入射波 ,  反射波 ,  波動 ,  *解析的解法 ,  コンクリート
準シソーラス用語： 円形凸起 ,  透過波 ,  方形建造物

分類 (2件)： 電磁気学一般  (BD01020N) ,  数値計算  (JE02000J)

引用文献 (6件)：

• 内田一徳. 損失誘電体角柱による平面電磁波の散乱. 電子通信学会論文集, B. 1982, J65, 11, 1417-1424
• 青木和男. 角柱導体による平面電磁波の散乱. 信学論 (B). 1980, J63, 6, 596-603
• 福島州男. 低角度入射波によるコンクリート壁面からの反射電界強度. 電子情報通信学会九州支部学生会講演会講集, sep. 2003. 2003, 11
• 末吉利幸. コンクリート角柱外壁内の骨材を考慮した電磁波の透過および散乱. 映像情報メディア学会技術報告, 放送技術研究会. 2008, 32, 1, 41-44
• UCHIDA, K. An FVTD method for electromagnetic problems. ResBull. Fukuoka. Inst. Tech. 1995, 28, 10, 105-112

タイトルに関連する用語 (6件)： 外壁 ,  円形 ,  凸 ,  方形 ,  建造物 ,  電磁波散乱