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J-GLOBAL ID：200902211816975525   整理番号：08A1182629

-新しく炭素材料実験を始める人のために-鋳型法によるナノカーボンの合成法

著者 (3件)： 京谷隆 (東北大 多元物質科研) ,  折笠広典 (東北大 多元物質科研) ,  西原洋知 (東北大 多元物質科研)
資料名： 炭素
巻： 2008  号： 235  ページ： 307-315  発行年： 2008年11月17日 
JST資料番号： G0633A  ISSN： 0371-5345  CODEN： TASOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋳型の種類や構造を変化させることでカーボン構造のナノレベルあるいは分子レベルでの制御が容易にできるユニークな構造を有するナノカーボンの下記の2つの合成法について解説した。1)ゼオライトを鋳型とした多孔質炭素の合成,2)アルミニウム陽極酸化皮膜を鋳型としたナノチューブの合成。これらの鋳型法によるナノカーボンの合成では,鋳型に炭素を充填した炭素/ゼオライト複合体を調製した後,ふっ化水素酸や水酸化ナトリウムで鋳型を溶解してナノカーボンを合成した。また,生成したこれらのナノカーボンの表面積,細孔容積や細孔径分布等の表面特性や溶媒への分散性等の特性についても説明した。

シソーラス用語： *鋳型反応 ,  *クラスタ分子 ,  *炭素 ,  *多孔質体 ,  *炭素材 ,  ゼオライト ,  アルミニウム ,  アノード酸化 ,  カーボンナノチューブ ,  表面性状 ,  表面積 ,  体積 ,  細孔径分布 ,  分散【dispersion】 ,  型
準シソーラス用語： *ナノカーボン ,  細孔容積 ,  テンプレート【型】

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

引用文献 (36件)：

• GILBERT, M. T. Chromatographia. 1982, 16, 138-146
• KNOX, J. H. US Patent, 4,263,268. 1981
• 京谷隆. TANSO. 2001, 199, 176-186
• LEE, J. Adv. Mater. 2006, 18, 2073-2094
• KYOTANI, T. Bull. Chem. Soc. Jpn. 2006, 79, 1322-1337

タイトルに関連する用語 (6件)： 炭素材料 ,  実験 ,  人 ,  鋳型 ,  ナノカーボン ,  合成法