抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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レスキュー用アレイアンテナ搭載レーダシステムとして,5つのアンテナからなるレーダシステムをさらに拡張した2次元アレイアンテナ搭載レーダシステムを試作した。目的は,地下約3mまでの生存者の有無,および生存者の3次元位置を迅速に探索することであった。まず,レーダによる呼吸変動探知について解説し,アレイアンテナ搭載レーダシステムに関して,レーダの構成,アレイアンテナを構成するモジュール,およびアレイアンテナについて述べた。次に,提案手法に関して,CWレーダによる生存者有無の推定,スピーカ型振動装置によるデータの取得,およびパルスレーダによる生存者位置の探知について述べた。実験に関しては,実験環境,CWレーダによる生存者有無の推定実験,パルスレーダによるスピーカ型振動装置の測定,およびパルスレーダによる生存者の3次元的位置探知実験について考察した。最後に,CWレーダによるコンクリートを透過しての実験において確認した項目をまとめた。