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J-GLOBAL ID：200902213404387184   整理番号：08A0824295

インターネットを用いて遠隔で行う原子炉実習の試み

A Trial of Tele-Education for the Study of Nuclear Reactor Using Internet Communication Tools

著者 (6件)： 山本淳治 (摂南大学工学部電気電子工学科) ,  井原陽平 (大阪大学大学院工学研究科) ,  堀口哲男 (近畿大学原子力研究所) ,  橋本憲吾 (近畿大学原子力研究所) ,  山田澄 (摂南大学工学部電気電子工学科) ,  飯田敏行 (大阪大学大学院工学研究科)
資料名： 工学教育  (Journal of JSEE)
巻： 56  号： 4  ページ： 4.33-4.38 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： L4363A  ISSN： 1341-2167  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近畿大学原子力研究所では施設に立ち入らずに実施可能な原子炉実習課題を選び,インターネットによる遠隔実習を計画した。原子炉施設に出向く時間と経費の節約,一つの実習プログラムを同時に複数場所で実施できること,施設立ち入りに伴う管理上の制約が軽減できることなどの利点がある。遠隔実習が可能な課題として「原子炉の運転と制御棒の役割」および「放射線の計測」を選択した。研究所と摂南大学間,研究所と大阪大学間でインターネットを用いて試験を行った。原子炉の運転状況は遠隔地においてもリアルタイムで観測できた。実習後の学生の感想から判断して,大型スクリーンに映る仮想コンソールは原子炉の仕組みの説明に効果的であった。

シソーラス用語： インターネット ,  *遠隔教育 ,  eラーニング ,  原子力施設 ,  *研究用原子炉 ,  実習 ,  原子炉実験設備 ,  *技術教育 ,  設備 ,  *教育
準シソーラス用語： *原子力教育

分類 (2件)： 技術教育  (MA01050W) ,  テレビジョン応用  (ND12034M)

引用文献 (4件)：

• 山本淳治. インターネットによる遠隔操作の炉物理実験及び実習のための技術開発. 近畿大学原子炉等利用共同研究経過報告書 平成17年度. 2006, 20-24
• 山本淳治. インターネットを用いて遠隔で行う原子炉実習の試み. 平成19年度工学・工業教育研究講演会講演論文集. 2007, 82-83
• 井原陽平. FPGAを利用した粒子計測用PHAの試作. 日本原子力学会 2006年春の大会要旨集. 2006
• 近畿大学原子力研究所編. 近畿大学原子炉実験・研修テキスト. 2004

タイトルに関連する用語 (4件)： インターネット ,  原子 ,  実習 ,  試み