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J-GLOBAL ID：200902217784191525   整理番号：09A0673599

レーザー誘起ブレイクダウン分光によるコンクリート含有塩分計測(II)-コンクリート試験体を用いたCl濃度測定の性能評価-

Measurement of Salt Concentration in Concrete by Laser Induced Breakdown Spectroscopy (II)-Performance evaluation of C1 concentration measurement using concrete core sample-

著者 (4件)： 藤井隆 (電力中研) ,  杉山精博 (東京工大 大学院総合理工学研究科) ,  松村卓郎 (電力中研) ,  根本孝七 (電力中研)
資料名： 電力中央研究所電力技術研究所研究報告  (CRIEPI Report. H (Central Research Institute of Electric Power Industry))
号： H08012  ページ： 17P  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： Z0991B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート試験体(500mm×500mm×厚さ200mm)を作製し,切削したコアサンプルを軸方向に切断し,一方の切断片を用いて,1)滴定によるCl濃度計則,2)プレスサンプルを用いたレーザー誘起ブレイクダウン分光(LIBS)計測を行い,他方の切断片を用いて,3)コア割断面のLIBS計測を行った。これらの結果より,コンクリート構造物から切削したコアサンプルの割断面に対してLIBS計測を行うことにより,コンクリート構造物の塩分浸透分布を現場において,迅速,高感度,高空間分解能で計測できる可能性を示した。

シソーラス用語： *コンクリート構造 ,  塩化物 ,  *レーザ分光法 ,  コア試験 ,  電位差滴定 ,  現場試験 ,  濃度分布 ,  発光スペクトル ,  放射強度 ,  空間分解能 ,  高感度 ,  迅速分析 ,  SN比 ,  移動平均法 ,  濃度依存性
準シソーラス用語： *レーザ誘起絶縁破壊分光法 ,  発光強度

分類 (2件)： 建設材料試験  (RA06020D) ,  コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (4件)：

• A. W. Miziolek, V. Palleschi, and I. Schechter eds., Laser-Induced Breakdown Spectroscopy, Cambridge University Press.
• D. A. Cremers and L. J. Radziemski, Handbook of Laser-Induced Breakdown Spectroscopy, John Wiley & Sons, Ltd.
• 藤井 他、「レーザー誘起ブレイクダウン分光によるコンクリート含有塩分計測--プレスサンプルを用いたC1濃度測定の感度評価--」、電中研研究報告H07012(2007)
• G. Wilsch, F. Weritz, D. Schaurich, and H. Wiggenhauser, “Determination of chloride content in concrete structures with laser-induced breakdown spectroscopy,” Construction and Building Materials Vol.19, pp. 724-730(2005).

タイトルに関連する用語 (9件)： レーザー誘起 ,  分光 ,  コンクリート ,  塩分 ,  計測 ,  試験体 ,  Cl ,  濃度測定 ,  性能評価