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J-GLOBAL ID：200902218133784559   整理番号：09A0265243

メソポーラスシリカ触媒を用いる超臨界二酸化炭素中での連続流通式1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン合成-高効率炭酸ガス化学固定化-

Mesoporous silica-catalyzed continuous-flow synthesis of 1,3-dimethyl-2-imidazolidinone in scCO₂-a highly efficient chemical fixation of CO₂-

著者 (7件)： 關祐威 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  關祐威 (日本学術振興会) ,  小久保慶陽 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  市川真一郎 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  鈴木智之 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  榧木啓人 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  碇屋隆雄 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： 触媒  (Catalysts & Catalysis)
巻： 51  号： 2  ページ： 120-122  発行年： 2009年03月10日 
JST資料番号： F0319A  ISSN： 0559-8958  CODEN： SHKUAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 固定床連続流通式反応装置を使用して,N,N’-ジメチルエチレンジアミンと二酸化炭素から,極性非プロトン性溶媒として有望な1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノンを与える反応を超臨界二酸化炭素中で試みた。本反応には高表面積を有するMCM-41およびHMS型メソポーラスシリカが特に有効で,これらの触媒は300°C,16MPaの条件下,少なくとも6hの連続流通に対し,定量的な収率で1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノンを与え続けた。N₂吸脱着測定およびNH₃をプローブ分子として用いるTPD測定から,メソポーラスシリカの高表面積と弱酸性が高活性の原因であることが示された。In Situ DRIFT分光の結果と併せて反応機構を提案した。(著者抄録)

シソーラス用語： 二酸化炭素 ,  多孔質体 ,  固定層反応器 ,  流通反応器 ,  MCM-41 ,  反応機構 ,  収率 ,  昇温脱離 ,  DRIFT法 ,  *二酸化炭素固定化 ,  *シリカ触媒 ,  触媒活性 ,  固体酸 ,  超臨界二酸化炭素
準シソーラス用語： HMS ,  *メソポーラスシリカ

分類 (3件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  合成鉱物  (CD01040K)

物質索引 (2件)： 1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン ,  N,N′-ジメチルエチレンジアミン

引用文献 (16件)：

• JESSOP, P. G. Science. 1995, 269, 1065
• JESSOP, P. G. Chem. Rev. 1995, 95, 259
• JESSOP, P. G. Chem. Rev. 1999, 99, 475
• BAIKER, A. Appl. Organometal. Chem. 2000, 14, 751
• SAKAKURA, T. Chem. Rev. 2007, 107, 2365

タイトルに関連する用語 (10件)： メソポーラス ,  シリカ触媒 ,  超臨界二酸化炭素 ,  流通 ,  ジメチル ,  2-イミダゾリジノン ,  高効率 ,  炭酸ガス ,  化学 ,  固定化