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J-GLOBAL ID：200902219231684089   整理番号：09A0231515

小さい分子のネマチック相における電子伝導

Electronic conduction in nematic phase of small molecules

著者 (8件)： TOKUNAGA Keiji (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  TOKUNAGA Keiji (Dai Nippon Printing Co., Ltd., Chiba, JPN) ,  TAKAYASHIKI Yukiko (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  TAKAYASHIKI Yukiko (JST-CREST, Yokohama, JPN) ,  IINO Hiroaki (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  IINO Hiroaki (JST-CREST, Yokohama, JPN) ,  HANNA Jun-ichi (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  HANNA Jun-ichi (JST-CREST, Yokohama, JPN)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 79  号： 3  ページ： 033201.1-033201.4  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2-フェニルベンゾチアゾルのような小さい分子のネマチック相における電荷キャリア輸送を飛行時間法により調べた。この場合の伝導機構はイオン性と考えられている。高度に純粋化された試料のネマチック相における電子,正孔輸送を明らかにした。純度が低い試料では高速と低速の過渡現象2種類が存在し,低速の過渡現象は痕跡量の不純物のイオン伝導から生じ,高速の過渡現象は電子伝導から生じることを示した。この結果は,n-テトラデカン(n-C₁₄H₃₀)の希薄試料の移動度変化から明らかにした。小さい分子のネマチック相における固有の伝導機構は両極性と電子性で,これはコアの構造のπ共役系の大きさに関係ないと結論した。

シソーラス用語： *ネマチック相 ,  飛行時間法 ,  *電気伝導 ,  イオン伝導 ,  過渡現象 ,  キャリア移動度 ,  光電流 ,  π軌道 ,  アルカン ,  両極性 ,  電子伝導

分類 (2件)： 有機化合物の電気伝導  (BM03045F) ,  ネマチック相  (BK03020W)

物質索引 (1件)： テトラデカン

タイトルに関連する用語 (3件)： 分子 ,  ネマチック相 ,  電子伝導