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J-GLOBAL ID:200902219269536768   整理番号:09A0834596

光化学系II中の外生蛋白質PsbPは酸素発生Mnクラスタの周辺の蛋白質の立体配座変化を誘導することを示すFTIRの証拠

FTIR Evidence That the PsbP Extrinsic Protein Induces Protein Conformational Changes around the Oxygen-Evolving Mn Cluster in Photosystem II
著者 (4件):
資料名:
巻: 48  号: 27  ページ: 6318-6325  発行年: 2009年07月14日 
JST資料番号: B0270B  ISSN: 0006-2960  CODEN: BICHAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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光誘導FTIR差スペクトル測定に基づいて,ホウレンソウ由来光化学系II中の外生蛋白質PsbO,PsbPおよびPsbQとMnクラスタの間の構造的共役を調べた。NaCl洗浄によりPsbPとPsbQを欠乏させるとアミドI帯が変化したがカルボキシル基とイミダゾール基の吸収帯はほとんど変化せず,またCaCl2洗浄により全3蛋白質を枯渇させても更なるスペクトル変化は起こらなかった。NaCl洗浄光化学系IIをPsbPにて再構成すると元のアミドII帯が回復した。N末端15アミノ酸残基を除去したPsbPによる再構成ではアミドII帯は回復しなかった。これらの結果から,PsbP蛋白質が配位子構造を変えることなくMnクラスタ周辺の蛋白質立体配座に影響を及ぼし,N末端領域の相互作用が立体配座変化を誘起することが分かった。既報の結果との相関から,PsbPのN末端を通して誘起されるMnクラスタ周辺の蛋白質立体配座変化は,Ca2+とCl-の結合特性に影響を及ぼし,これらの維持を強めることを示唆した。
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分類 (1件):
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光合成 

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