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J-GLOBAL ID：200902220041391997   整理番号：08A0479110

熱可逆性二重ゲル SAXS,DSCおよびレオロジーによる水中のメチルセルロースとκ-カラギーナンとの混合系のキャラクタリゼーション

A thermoreversible double gel: Characterization of a methylcellulose and κ-carrageenan mixed system in water by SAXS, DSC and rheology

著者 (3件)： TOMSIC Matija (Univ. of Graz, Inst. of Chemistry, Heinrichstrasse 28, A-8010 Graz, AUT) ,  PROSSNIGG Florian (Inst. of Biophysics and Nanosystems Res., Austrian Acad. of Sciences, Schmiedlstrasse 6, A-8042 Graz, AUT) ,  GLATTER Otto (Univ. of Graz, Inst. of Chemistry, Heinrichstrasse 28, A-8010 Graz, AUT)
資料名： Journal of Colloid and Interface Science  (Journal of Colloid and Interface Science)
巻： 322  号： 1  ページ： 41-50  発行年： 2008年06月01日 
JST資料番号： C0279A  ISSN： 0021-9797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小角X線散乱(SAXS),示差走査熱量測定(DSC)および振動レオロジー実験を利用して,メチルセルロース/水,κ-カラギーナン/水およびメチルセルロース/κ-カラギーナン/水混合物のゾル-ゲルおよびゲル-ゾル熱転移を20から80°Cの温度範囲で検討した。メチルセルロース(E461)およびκ-カラギーナン(E407)はさまざまな食物等の製品のゲル化に用いられているよく知られた添加物である。加熱に際して非常に興味深いゲル-ゾル-ゲル二重温度転移する熱可逆性メチルセルロース/κ-カラギーナン/水混合ゲルを調合し,キャラクタリゼーションすることができた。この特異な熱挙動により,この系では低温ゲル状態と高温ゲル状態との間の液体状態が得られ,同時にこの系の状態を簡単に温度調整することが可能であった。従って,さまざまな機能性コロイド系のためのキャリアの候補としてこの系をさらに試験することを示唆した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ゾル-ゲル転移 ,  ゲル ,  ゾル ,  小角X線散乱 ,  示差走査熱量測定 ,  レオロジー ,  *メチルセルロース ,  *カラジーナン ,  *性質 ,  *可逆性 ,  *κカラギーナン

分類 (4件)： 相転移・臨界現象一般  (BL04010V) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  多糖類  (CF10054P) ,  食品一般  (FJ01010Y)

タイトルに関連する用語 (9件)： ゲル ,  SAXS ,  DSC ,  レオロジー ,  水中 ,  メチルセルロース ,  κ-カラギーナン ,  混合系 ,  キャラクタリゼーション