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J-GLOBAL ID：200902220548910600   整理番号：08A1007005

ポリプロピレン薄肉射出成形品のウェルドに関する研究

著者 (6件)： 斉藤卓志 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  井出慎之介 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  伊藤浩志 (山形大 大学院理工学研究科) ,  安原鋭幸 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  川口達也 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  佐藤勲 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： 成形加工  (プラスチック成形加工学会誌)
巻： 20  号： 10  ページ： 776-780  発行年： 2008年09月20日 
JST資料番号： L3123A  ISSN： 0915-4027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マイクロモールディングプロセス支援システムを利用して,ポリプロピレンの薄肉射出成形品試料を作成し,対向するフローフロントに形成されるウェルドの特徴について実験解析を行った。すなわち,レターデイション分布測定による流動分子配向,結晶融解潜熱測定による結晶化レベル,表面形状測定によるV溝の深さ及び幅,引張試験による強度評価などを行った。次の結果を得た。板厚さ0.3mmにおいても樹脂充填時にはファウンテンフローが生じ,ウェルド部において残留分子配向が相対的に低くなった。成形条件により結晶化状態が大きく変化するとともに,固化層厚さの割合が増加すると小さな歪みでウェルド部から破断する場合もあった。その他の結果について報告した。

シソーラス用語： *射出成形 ,  薄肉構造 ,  ウェルドマーク ,  *溶接部 ,  分子配向 ,  融解熱 ,  結晶 ,  ポリプロピレン ,  形態 ,  深さ ,  幅 ,  引張試験 ,  破断
準シソーラス用語： ウェルドライン ,  *ウェルド部 ,  表面形状 ,  融解潜熱

分類 (2件)： 射出成形  (YH04050Y) ,  欠陥  (YH02040Z)

引用文献 (15件)：

• 1) Malguarnera, S. C., Manisali, A. I. and Riggs, D. C.: Polymer Engineering and Science, 21, 1149 (1981)
• 2) 黒田英男,下平勝義:成形加工,2,159 (1990)
• 3) 山田浩二,泊清隆,原田敏彦,濱田泰以:成形加工,14,742 (2002)
• 4) Yamada, K., Tomari, K., Ishiaku, U. S. and Hamada, H.: Polymer Engineering and Science, 45, 1180 (2005)
• 5) Yokoi, H., Murata, Y., Watanabe, H. and Oka, K.: ANTEC, 37, 367 (1991)

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリプロピレン ,  薄肉 ,  射出成形品 ,  ウェルド ,  研究