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J-GLOBAL ID：200902220819025209   整理番号：09A0363803

室内塵埃での臭素化難燃剤の汚染源の指標としての臭素の存在状態

Existence State of Bromine as an Indicator of the Source of Brominated Flame Retardants in Indoor Dust

著者 (5件)： SUZUKI Go (National Inst. Environmental Studies, Tsukuba, JPN) ,  KIDA Akiko (National Inst. Environmental Studies, Tsukuba, JPN) ,  SAKAI Shin-ichi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKIGAMI Hidetaka (National Inst. Environmental Studies, Tsukuba, JPN) ,  SUZUKI Go (Ehime Univ., Matsuyama, JPN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 43  号： 5  ページ： 1437-1442  発行年： 2009年03月01日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリブロモジフェニルエーテル(PBDE)等の臭素化難燃剤(BFR)へのヒト曝露の媒体である室内塵埃について,BFR汚染源指標としての臭素を評価した。マイクロ蛍光X線分析分光法(XRFS),デジタル光学顕微鏡とガスクロマトグラフィー-高分解能質量分析を用いて,室内塵埃とテレビ内部の塵埃を調べた。マイクロXRFSでの臭素マッピングによって,ビーム径が50μmのそれぞれの点で~0.1%の低い臭素レベルを検出し,1.0%以上の臭素を含むフラグメントの存在を確認した。臭素を高濃度(≧0.1%)で含むフラグメントでのPBDEを分析して,フラグメントが主にBDE-209を含むことを示した。これらの結果から,臭素がプラスチックと繊維のフラグメントとしての塵埃へ細片化とその後の直接的移動を通してだけでなく,気化と極小微粒子の大気移動等の経路を通して製品からの塵埃へ移動することを示した。

シソーラス用語： 室内空気汚染 ,  *塵埃 ,  *臭素 ,  *汚染源 ,  難燃剤 ,  フェノールエーテル ,  芳香族臭素化合物 ,  *蛍光X線分析 ,  *光学顕微鏡 ,  GC-MS分析 ,  テレビジョン ,  大気質試験 ,  粒状物汚染 ,  大気汚染物質
準シソーラス用語： ポリブロモジフェニルエーテル ,  *臭素化難燃剤

分類 (2件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (15件)： BDE-15 ,  BDE-17 ,  BDE-196 ,  BDE-28 ,  BDE-206 ,  BDE-207 ,  BDE-209 ,  BDE-47 ,  BDE-49 ,  BDE-66 ,  BDE-7 ,  BDE-71 ,  BDE-77 ,  BDE-85 ,  BDE-99

タイトルに関連する用語 (6件)： 室内 ,  塵埃 ,  臭素化難燃剤 ,  汚染源 ,  指標 ,  臭素