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J-GLOBAL ID:200902221188379590   整理番号:08A0483186

マウスでのフィロキノン(ビタミンK1)からメナキノン4(ビタミンK2)への変換 マウス大脳でのメナキノン4蓄積に関する2つの可能な経路

Conversion of Phylloquinone (Vitamin K1) into Menaquinone-4 (Vitamin K2) in Mice TWO POSSIBLE ROUTES FOR MENAQUINONE-4 ACCUMULATION IN CEREBRA OF MICE
著者 (7件):
資料名:
巻: 283  号: 17  ページ: 11270-11279  発行年: 2008年04月25日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ビタミンKには二種類あり,食餌ではフィロキノンが多いが,体内ではメナキノン4が多い。大脳で蓄積するメナキノン4の由来を解明するため,フィロキノンがメナキノン4に肝臓以外の部位で変換するとの仮説を立てて検討した。マウスに重水素標識の2-メチル-1,4-ナフトキノン環を有するフィロキノンを経口投与した。NMRによれば,重水素標識物はメナキノン4に変化した。経腸投与でも同様に変換したが,腹腔内や脳室投与では変換できなかった。経口経路では側鎖の除去を経てメナキノン4に変換された。同様の変換は大脳スライスや初代培養系に投与しても観察された。変換効率は高かった。したがって,大脳で蓄積するフィロキノンは腸と大脳の2箇所でそれぞれメナジオンに分解された後でプレニル化されて生成したものであると示唆された。
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分類 (1件):
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