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J-GLOBAL ID：200902222144886571   整理番号：08A1271622

エンドウ豆,ソラ豆,ササゲ豆,インゲン豆からの7S及び11Sグロブリンと大豆のそれらとの物理化学的性質の比較-インゲン豆の7Sグロブリンは優れた性質を示す

Comparison of Physicochemical Properties of 7S and 11S Globulins from Pea, Fava Bean, Cowpea, and French Bean with Those of Soybean-French Bean 7S Globulin Exhibits Excellent Properties

著者 (6件)： KIMURA Aiko (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  FUKUDA Takako (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ZHANG Meili (Inner Mongolia Agricultural Univ., Huhhot, CHN) ,  MOTOYAMA Shiori (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MARUYAMA Nobuyuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  UTSUMI Shigeru (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 56  号： 21  ページ： 10273-10279  発行年： 2008年11月12日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マメ科種子の主要な蛋白質は7S及び/又は11Sグロブリンである。アミノ酸配列は類似しているが,種によっては互いに性質が異なる。そこで,エンドウ豆,ソラ豆,ササゲ豆,インゲン豆の蛋白質の性質(熱安定性,表面疎水度,溶解度,乳化特性)を大豆蛋白質と比較した。インゲン豆の7Sグロブリンは,明らかにイオン強度0.08で優れた溶解性(100%)を示した。また,他の豆の蛋白質を用いた乳化物は1hで分離したが,インゲン豆の蛋白質はイオン強度0.08で3日後もほとんど相分離しなかった。インゲン豆蛋白質は大豆蛋白質よりも優れた乳化安定性を示し,新規乳化食品への利用が期待される。

シソーラス用語： *マメ科 ,  種子 ,  *種子タンパク質 ,  エンドウ ,  ソラマメ ,  ササゲ ,  インゲンマメ ,  グロブリン ,  大豆タンパク質 ,  ダイズ ,  アミノ酸配列 ,  熱安定性 ,  疎水性相互作用 ,  溶解度 ,  乳化 ,  貯蔵安定性 ,  *物理的性質 ,  SDS-PAGE
準シソーラス用語： 7Sグロブリン ,  機能性

分類 (3件)： 食品蛋白質  (FJ09020N) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品の品質  (FJ01040F)

タイトルに関連する用語 (10件)： エンドウ豆 ,  ソラ豆 ,  ササゲ ,  豆 ,  インゲン豆 ,  11Sグロブリン ,  大豆 ,  物理化学的性質 ,  7Sグロブリン ,  性質