文献
J-GLOBAL ID:200902223054233656   整理番号:09A1071002

ケトン脱離を経るニッケル触媒を用いたサリチル酸ケタール類のアルキン類への環化付加

Nickel-Catalyzed Cycloaddition of Salicylic Acid Ketals to Alkynes via Elimination of Ketones
著者 (4件):
資料名:
巻: 131  号: 37  ページ: 13194-13195  発行年: 2009年09月23日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
サリチル酸ケタール類がアルキン類と反応して置換クロモン類を与えるニッケル触媒を用いた分子間付加反応を開発した。一例として,サリチル酸ケタール(0.5ミリモル)およびアルキン(1.0ミリモル)をトルエン溶媒,ビス(1,5-ジシクロオクタジエン)ニッケル(0.05ミリモル)触媒,トリシクロヘキシルホスフィン(0,05ミリモル)配位子(L),およびピリジン(0.5ミリモル)添加剤からなる混合溶液に加え120°Cに加熱したところ,2,3-二置換-4H-クロメン-4-オンが最高99%収率で生成した。反応機構;Ni(0)錯体にサリチル酸ケタールのエステル部位CO-O結合が酸化的に付加して環歪曲7員ニッケラサイクルが生成したのち,ベンゾフェノンのβ-脱離により5員オキサニッケラサイクル中間体が生成した。引続いてアルキンが配位したNi(II)中間体のC-Ni結合にアルキンが挿入し,7員ニッケラサイクルが生成した。最後に7員ニッケラサイクルの還元的脱離により置換クロモン類が得られNi(0)錯体は再生された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
芳香族単環ケトン  ,  ピランの縮合誘導体 
物質索引 (17件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る