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J-GLOBAL ID：200902223791400571   整理番号：08A0740299

ガスクロマトグラフィー-質量分析と組み合せた動的ヘッドスペース固相微量抽出による牛脂中の揮発性化合物の分析

Analysis of Volatile Compounds in Beef Fat by Dynamic-Headspace Solid-Phase Microextraction Combined with Gas Chromatography-Mass Spectrometry

著者 (4件)： WATANABE A. (Tohoku National Agricultural Res. Center, Iwate, JPN) ,  UEDA Y. (Hokkaido National Agricultural Res. Center, Hokkaido, JPN) ,  HIGUCHI M. (Tohoku National Agricultural Res. Center, Iwate, JPN) ,  SHIBA N. (Tohoku National Agricultural Res. Center, Iwate, JPN)
資料名： Journal of Food Science  (Journal of Food Science)
巻： 73  号： 5  ページ： C420-C425  発行年： 2008年06月 
JST資料番号： C0005A  ISSN： 0022-1147  CODEN： JFDSAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 加熱牛脂中のジテルペノイド及びラクトンを含めた揮発性化合物の測定に固相微量抽出(SPME)技術を適用した。ポリジメチルシロキサン繊維上の50-/30-μmジビニルベンゼン-Carboxenを用いた動的ヘッドスペースSPME抽出はδ-ラクトン,γ-ラクトン,及びジテルペノイドを含めた揮発分の分析を可能にした。溶かして採取した牛脂の0.20gから53化合物が同定され,これらの76%は信頼できるピークサイズの再現性を示した。いくつかのラクトンは10%以上の高い変動係数を有したが,単独イオンモードのGC-MS分析はそれらを10%以下に削減した。開発した分析方法により日本市場で入手できる牛肉試料を分析した。その結果,日本黒牛において,オーストラリアから輸入した牛肉におけるよりも高いレベルの1-ヘキサノール,オクタデカン,テトラデカン酸エチル,γ-ノナラクトンと低いレベルのδ-デカラクトン,δ-ドデカノラクトン,及びネオフィタジエンを検出した。

シソーラス用語： 牛脂 ,  揮発分 ,  固相抽出 ,  GC-MS分析 ,  食品分析 ,  テルペノイド ,  ラクトン ,  変動係数 ,  *牛肉 ,  脂肪族アルコール ,  アルカジエン ,  鎖状ジテルペン
準シソーラス用語： 固相微量抽出

分類 (3件)： 生肉の品質と処理  (FJ12032O) ,  食用油脂,マーガリン  (FJ09010C) ,  食品の分析  (FJ01030U)

物質索引 (7件)： 1-ヘキサノール ,  γ-ノナラクトン ,  δ-デカラクトン ,  δ-ドデカノラクトン ,  オクタデカン ,  テトラデカン酸エチル ,  ネオフィタジエン

タイトルに関連する用語 (6件)： ガスクロマトグラフィー-質量分析 ,  ヘッドスペース ,  固相微量抽出 ,  牛脂 ,  揮発性化合物 ,  分析