抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2007年1月1日を基準として今後30年以内に南海地震が50%,東南海地震が60~70%と高い確率で発生するとされている。本論では,瀬戸内海西部海域の主要水域において,津波と潮流の環境外乱下で,a)安全に避難水域に移動できるか,b)錨泊によってやり過ごすことができるか,についての検討をシミュレーション計算により行い,今後の減災対策絞込に視する基礎的なデータを整備することとした。本検討で,想定南海・東南海地震による津波が瀬戸内海に押し寄せた場合,航行中の船舶は概ね安全に航行できまた錨泊できる見通しが得られた。