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J-GLOBAL ID：200902225539449889   整理番号：09A0982999

亜酸化窒素ハイドレート系の高圧相平衡とRaman分光研究

High-Pressure Phase Equilibrium and Raman Spectroscopic Studies on the Nitrous Oxide Hydrate System

著者 (4件)： SUGAHARA Takeshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KAWAZOE Akira (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SUGAHARA Keisuke (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  OHGAKI Kazunari (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Journal of Chemical & Engineering Data  (Journal of Chemical & Engineering Data)
巻： 54  号： 8  ページ： 2301-2303  発行年： 2009年08月 
JST資料番号： D0035B  ISSN： 0021-9568  CODEN： JCEAAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 亜酸化窒素(N₂O)ハイドレートの熱力学的安定領域境界とN₂Oハイドレート中のN₂Oと水分子のRamanスペクトルを温度範囲275.20~298.19K,圧力305MPaまでで測定した。2個の三相共存曲線(ハイドレート+水相+気体)と(ハイドレート+水相+液体N₂O)が(285.15±0.05)K,(4.2±0.1)MPaでの(ハイドレート+水相+液体N₂O+気体)四重点から発生した。N₂Oハイドレート系の相挙動は100MPaまでは二酸化炭素(CO₂)ハイドレート系のものと類似しているが,N₂Oハイドレート系の安定境界はCO₂ハイドレート系よりも2~3K高温側に平行にシフトした。ハイドレート相のN₂O分子の分子内振動モードのRamanピーク分裂はN₂O分子がI型構造の大小両方の籠を占有することを示し,格子モードの圧力誘起Ramanシフトによっても確証されている。

シソーラス用語： *酸化二窒素 ,  *ガスハイドレート ,  *相平衡 ,  水分子 ,  *Ramanスペクトル ,  温度依存性 ,  圧力効果 ,  超高圧 ,  水溶液 ,  液体 ,  分子振動 ,  スペクトル線分裂 ,  格子振動 ,  スペクトルシフト

分類 (2件)： 無機物質からなる多成分系の相平衡・状態図  (CB03015S) ,  分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 亜酸化窒素 ,  ハイドレート ,  高圧相 ,  平衡 ,  Raman分光 ,  研究