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J-GLOBAL ID:200902225913706238   整理番号:09A0450046

日本,東京周辺大気質モニタリング網およびGOMEによる対流圏NO2観測比較

Comparison of Tropospheric NO2 Observations by GOME and the Air-quality Monitoring Network Around Tokyo, Japan
著者 (8件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 398-409  発行年: 2009年04月25日 
JST資料番号: X0714A  ISSN: 0289-7911  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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対流圏NO2挙動について衛星観測による検出可能性を検証するために地上観測データとの比較検討を試みた。衛星データは全球オゾンモニタリング実験(GOME)スペクトロメータ由来の対流圏NO2鉛直カラム密度(VCD)(以下,GOME-NO2)とし,地上データは日本の大気質監視局網にて測定した表層NO2容積混合比(VMR)であ。1996年1月から2003年6月までの東京地方におけるデータ解析を行った。GOME-NO2と表層VNRとの間には強い相関性が認められ,何れについても夏,冬挙動に類似した季節的変動が認められた。東京地方における表層レベルのNO2挙動の観測にGOMEが好首尾であるとの初期証左が得られた。次いで鉛直NO2VMRプロファイルを用いて表層NO2VMRを対流圏VCDにスケールするより厳密比較評価を行った。これにはCMAQ/REAS化学輸送モデルを用いて計算した。その結果,GOME観測が,大気質監視網における高度汚染局より,比較的汚染のない観測局においてNO2挙動をより近密に表示できることを示していた。かかる傾向はGOMEフットプリントにおける水平異質性による結果であると考えられる。イタリア北部地方において以前観測したデータと比べて東京における観測結果ではGOME-NO2が低くなる傾向が認められた。東京地方が湾に面した沿岸に位置しており,GOMEピクセルに侵入する海洋地域がGOME-NO2観測値を低下させるものと推測できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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大気質調査測定一般  ,  リモートセンシング一般 

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