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J-GLOBAL ID：200902226086297493   整理番号：09A0895430

リポカリン型プロスタグランジンDシンターゼの開閉配座異性体における触媒機構操作の分子基盤

Structural Basis of the Catalytic Mechanism Operating in Open-Closed Conformers of Lipocalin Type Prostaglandin D Synthase

著者 (10件)： KUMASAKA Takashi (RIKEN SPring-8 Center, Hyogo, JPN) ,  ARITAKE Kosuke (Osaka Bioscience Inst., Osaka, JPN) ,  AGO Hideo (RIKEN SPring-8 Center, Hyogo, JPN) ,  IRIKURA Daisuke (RIKEN SPring-8 Center, Hyogo, JPN) ,  IRIKURA Daisuke (Osaka Bioscience Inst., Osaka, JPN) ,  TSURUMURA Toshiharu (Osaka Bioscience Inst., Osaka, JPN) ,  YAMAMOTO Masaki (RIKEN SPring-8 Center, Hyogo, JPN) ,  MIYANO Masashi (RIKEN SPring-8 Center, Hyogo, JPN) ,  URADE Yoshihiro (Osaka Bioscience Inst., Osaka, JPN) ,  HAYAISHI Osamu (Osaka Bioscience Inst., Osaka, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 284  号： 33  ページ： 22344-22352  発行年： 2009年08月14日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マウスのリポカリン型PGDシンターゼ(L-PGDS)のΔ^1-24C65A部位特異変異体を大腸菌で発現し,結晶構造を解析し,活性に必要な構造特性を調べた。結晶構造よりβバレルキャビティーの開閉2型配座異性体の存在を明らかにした。両型の遷移は可塑性E-Fループ運動に因った。Cys65の置換で活性は消失し,その触媒部位としての機能と,極性Ser45,Thr67,Ser81との水素結合形成,中央の大型キャビティー上部コンパートメントにおける局在を明らかにした。キャビティー下部コンパートメントはリポカリンファミリーで保存されている疎水性残基で構成されていた。キャビティー開閉をともなう立体配座変化はL-PGDSの多様リガンド結合に対応するものであった。

シソーラス用語： マウス ,  *プロスタグランジンシンターゼ ,  アミノ酸配列 ,  部位特異的変異誘発 ,  活性部位 ,  結晶構造 ,  立体異性体 ,  分子モデル
準シソーラス用語： *リポカリン型プロスタグランジンDシンターゼ ,  配座異性体

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： リポカリン型プロスタグランジンDシンターゼ ,  配座異性体 ,  触媒機構 ,  分子 ,  基盤