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J-GLOBAL ID:200902229198304190   整理番号:08A0868912

アラビドプシスの9-cis-エポキシカロテノイドジオキシゲナーゼの乾燥誘導は維管束の柔組織細胞において起こっている

Drought Induction of Arabidopsis 9-cis-Epoxycarotenoid Dioxygenase Occurs in Vascular Parenchyma Cells
著者 (18件):
資料名:
巻: 147  号:ページ: 1984-1993  発行年: 2008年08月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アブシジン酸(ABA)は乾燥,塩分,低温および病原体の攻撃などのストレス応答に中心的役割を演じており,乾燥ストレス下におけるABAレベルの変化は種々のストレス応答性遺伝子類の活性化と,蒸散を制限するための気孔閉鎖をトリガーしている。9-cis-エポキシカロテノイドジオキシゲナーゼ3(AtNCED3),AtABA2およびアルデヒドオキシダーゼ3(AAO3)に対する特異的抗体を用いて,膨張および脱水したArabidopsis thalianaにおけるABA生合成酵素類の組織特異的局在を調べた。免疫組織化学的解析の結果,膨張植物においてはAtABA2とAAO3蛋白質類が維管束の柔細胞に最も多く局在したが,AtNCED3蛋白質はこれらの組織には検出されなかった。水分ストレス植物においては,AtNCED3がAtABA2/AAO3と共に維管束の柔組織細胞にのみ検出された。レーザー顕微解剖した細胞の発現解析の結果,九つの乾燥誘導遺伝子類の中で,ほとんどの遺伝子類の初期誘導は維管束細胞に限定され,その後一部が葉肉細胞に拡散することがわかった。維管束組織におけるAtNCED3発現の空間的制約は,植物の乾燥ストレスへの応答に対する新たな知見を提供した。
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分類 (3件):
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酵素生理  ,  遺伝子発現  ,  植物に対する影響 
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