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J-GLOBAL ID：200902229360071560   整理番号：09A0537186

高温におけるV-Cr-Ni高含有・ステンレス球状炭化物鋳鉄のエロージョン摩耗特性

Erosive wear properties of high V-Cr-Ni stainless spheroidal carbides cast iron at high temperature

著者 (6件)： SHIMIZU K. (Muroran Inst. of Technol., JPN) ,  NARUSE T. (National Maritime Res. Inst., JPN) ,  XINBA Y. (Muroran Inst. of Technol., JPN) ,  KIMURA K. (Nichias Corp., JPN) ,  MINAMI K. (Nichias Corp., JPN) ,  MATSUMOTO H. (Sankyo Co. Ltd., JPN)
資料名： Wear  (Wear)
巻： 267  号： 1-4  ページ： 104-109  発行年： 2009年06月15日 
JST資料番号： E0377A  ISSN： 0043-1648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 材料の高温エロージョン摩耗特性を調べるために,新しい試験機を開発し,その性能を評価した。この機械において,衝撃粒子,空気,試験片などの温度を,室温から900°Cまで,全て個別に,それぞれ制御した。また,高温における酸化の発生を回避するために,試験片をチャンバ内にセットした。同じ温度まで加熱した試験片上に衝撃を与えるために,同じ温度レベルの高温空気によって,加熱した粒子を加速した。このようにして,試験温度状態を一定に維持した。試験片を設置した台への衝撃角度を,0~90°まで容易に調整できる。この試験機を用いて,幾つかの実験を行った。S50C鋼,SK3,V-Cr-Ni高含有・ステンレス球状炭化物鋳鉄(SCI-VCrNi)などのエロージョン摩耗抵抗を評価した。光学顕微鏡と微小硬さ試験機を用いて,各材料の表面モルフォロジーを特性づけた。エロージョン摩耗抵抗を,基板マトリックス構造と材料除去メカニズムの両方に関連づけた。試験片のエロージョン率は,試験温度に伴って増加し,それらの間では,SCI-VCrNiのエロージョン率が,最も低かった。結果として,高温エロージョンの評価において,このエロージョン機械の活用は有効な方法であることを確認した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *合金鋳鉄 ,  *エロージョン腐食 ,  *トライボロジー ,  *試験装置 ,  球状 ,  炭化物 ,  バナジウム含有合金 ,  クロム含有合金 ,  ニッケル含有合金 ,  耐摩耗性 ,  微小硬さ ,  表面構造 ,  マトリックス【母体】 ,  金属組織 ,  温度依存性 ,  高温試験 ,  硬さ試験 ,  腐食試験 ,  顕微鏡観察 ,  有効性
準シソーラス用語： *ステンレス鋳鋼 ,  表面モルフォロジー

分類 (4件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  金属の機械的性質  (BL01022T) ,  力,仕事量,圧力,摩擦の計測法・機器  (AD05050V)

タイトルに関連する用語 (8件)： Cr ,  Ni ,  ステンレス ,  球状 ,  炭化物 ,  鋳鉄 ,  エロージョン ,  摩耗特性