抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
次世代OPACの諸機能が実効性をもって動作するために必要な目録情報側の要件を考察した。北米研究図書館協会に加盟する118機関のうち2009年5月現在で43機関が次世代OPACを運用している。ここ数年間の実践の中で収斂されつつある次世代OPACの所蔵資料検索機能を9点挙げて,目録情報との関わりの観点から分類した。ファセット型ブラウジングの機能,ファセット設定,ファセットと件名標目の関係,実効性と目録情報との関係,日本の図書館目録に導入する場合の問題点を検討した。FRBR化表示の機能,著者の同一性の判定,実効性と目録情報との関係,日本の図書館目録に導入する場合の問題点について検討した。レレバンスランキングとレコメンデーションの機能,類似度判断の材料の面からみた「資料ベース」と「利用ベース」の手法,実効性と目録情報との関係について検討した。次世代OPACの機能を発揮するための目録情報側の要件・制約に,典拠コントロール,機械可読性,構造化された目録情報を特に重要として挙げた。